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第4話

やっと見つけた
567
2025/05/04 12:42 更新
一話参照

ワンク
























「ほーん、ここが、zmの言ってた館か」

rbが館を見上げる

「でっかいなぁ…」

「rbはちっさいけどな」

shaが嫌味を吐いた

「うっさいわ」

「お、扉開いてんで!」

knが玄関に手をかけると重い音を立てて扉が開い開いた

「勝手に入っていいのか」

「ここの家の人に後で謝ればいいっしょ」

「shaは適当やな」

「tnが細かいだけやで」

会話をしながらリビングに向かった

「お!tnたちやん!」

zmの声が明るくなる

「なぁなぁ、ここの家のやつどこなん?」

shaが尋ねる

「3日前に出かけたで、今日戻るらしい」

「もう夜やし寝とこうや、明日の朝話せばええ」

「せやな、皆寝室こっちやで」






「よっしゃ、皆寝たな…」

「d先生何してるん」

「うっっわ、びっくりした…tnか」

utがtnの方に振り返る

「1個気になってる部屋あるから見に行くねん」

「ほんなら、皆連れてかんと不公平やな」

tnが指さす方には寝ていたはずの皆がいた

「は〜、起きてたんか。」

「っしゃ、行くか」




「ここや、この部屋だけ前止められたんよ」

扉の前に着くと少し寒気がした

この部屋に何かあるのだろうか

「入ってみましょ」

「お、開いたで」

重い音を立てて扉がゆっくりと開いた

「暗、なんも見えへん」

rbがライトを付ける

「なん、や…これ」

全員の目が見開いた

全員の顔写真と名前が紙にまとめられ壁に貼ってあった

「何で、俺らの情報が…」

「何もんや…sytッ」

玄関の方から音がした

sytが帰ってきたらしい

再び全員は驚いた

そこに立っていたのは血塗れになりA国総統の首を掴んだsytだったからだ

「お前…誰や」

「何でA国の総統の首持ってるん」

「あそことは上手くいってのに…!」

sha、kn、rbが武器を構える

「待てshaたちこの人がsytや」

zmが口を挟む

「話くらい聞きましょ、俺を助けてくれて人です」

「…お前がsyt、いやsypか」

声を出したのはgrだった

「な、んで…。 俺を…ッ…その名前を!」

その時俺は初めてsytの声を聞いた

grを除いた俺らは全員sypと言われピンと来なかった

「grさん誰や、?sypって」

tnが尋ねた

いつの間にかsytは他の部屋に駆けて行ってた

「sypは、W国の幹部だったさ、気まぐれで仲間思いのな」

一番最初に思い出したのはciだった

「…! syp。 sypッ!!」

連呼されるsypという名前を聞いて頭が痛くなった

「俺は…何を忘れてるんや、ッ」



『兄さん、こっちは任せてください』

『一緒に飯行きましょ!もちろん奢りっすよ』

『書類手伝いますよ』

『ut兄さん』

『d先生』

『兄さん!』




「俺は、何で今まで忘れてたんや…ッ」

「ciぉッ、sypのとこ行くで!」

「はい!」









「やっと…見つけた、syp」

syt、いやsypが居たのは角部屋だった

「来ないで下さい…!」

「ごめんなsyp…今までお前を忘れてて」

「sypッ、俺もう遅いかなぁ…お前と居たい」

ciの声が震えてる

「俺と居たら皆死んでしまうんや…ッ」

「あ、おいsyp逃げんなッ」

sypの細い腕を掴んだ

服の隙間から見えたのは肌の色も分からないほど沢山ある傷の後だった

「どういうこと「「どういうことやsypーッ!!!」」

utの言葉に大声を被せてきたのはknだった

「このメモなんや!」

knが握りしめてくしゃくしゃになっていた紙を広げ読んだ


2018年2月2日 syp加入 ×

2019年3月10日 ci加入

2021年6月10日 S国から宣戦布告 阻止

2022年8月30日 W国とD国戦争 阻止

2024年1月26日 M国奇襲 阻止

2025年6月3日以降 全員が死ぬ



今日は2025年5月3日この先なんて知るはずがない

「syp…どういうことや、」

「さっきA国の総統の首持ってたのはなんや」

「ー ー ん、 ーーよ」

「syp、?なんて言って…」

「死ぬんですよッ!!アンタらは全員!!」

grとsypを除く全員動揺が隠せなかった

「何回繰り返しても6月3日以降に全員死ぬんですよ!」

「A国に潰されてな!!」

「そ、そんなはずないやろ…A国とはいま順調で、」

shaが口をはさむ

「それに、何回も繰り返してるってどういうことや」

「それがもう罠何ですよ、リスクは全て潰さないと」

「そのまんまです、信じてもらわなくても結構ですが」

「俺は信じるゾ、sypだからな。 だから、話を聞かせてくれ」

「きっと、一人で頑張ってきたんやろ?一人で抱え込まんで」

「syp…俺らが居るから」

utとciがsypの手を握った

「…ッふ、 あぁ…ッ゛ ッあぁぁ…ッ」

sypは溜め込んで居たのか声を上げ涙を流した





「…すみません、落ち着きました」

「リビングへ移動しましょう」




「俺たちは全員sypの存在は思い出せた」

「それ以外の情報がなにもわならないんや」

「説明しますよ、全部」

「取り敢えず、俺たちが死ぬってどういうことや」

「そのままですよ、貴方たちは殺されるんです、A国に」

「何回貴方たちが目の前で殺されて繰り返して自殺した事か」

「自殺って…」

ciがsypを心配するように見つめる

「貴方たちが死んでも俺が死なないと戻れないんですよ」

「そりゃ、辛かったよな…」

「自分がいるせいで俺らが殺されると思って俺たちから離れたのか?」

sypは何も答えなかった

「お前は、俺の国の幹部だ」

grにそう言われまたsypの目は潤んでいた

「俺…ここにいていいですか、ッ 。 皆と一緒に居たいんです…ッ 俺だけ記憶あって皆が無いのが辛かった」

「そうだよな、syp…これからは一緒だから」

ciがsypを抱きしめる



「そうだ、syp さっきの腕見せろ」

「え、嫌っすよ」

「よっしゃ、zm行け」

「任せろ」

zmがsypの腕を掴みシャツを脱がした

「お前、その体…」

utたちが見たのは元の肌の色が分からないほど傷跡に塗れたsypの体だった

「この傷は…?最近のものじゃねぇな」

utが尋ねた

「これは本来貴方たちにつくはずだった傷です」

「繰り返しても傷は毎回残ってたんです」


「これがzmさん、これがci、これは兄さん」

「ぜんぶ…sypが庇ってたんか?」

ciが今にも泣き出しそうな声で言った

「これは俺の記録…いや、呪いや」

「皆さんを救えなかった俺への呪い」

sypは俯いて呟いた

「俺はもう傷を増やしたくない、だから離れようとしたんや」

「嫌だ!」

「きっと、sypは頑張ってきたんだろ?」

「この傷をお前だけのものにさせない!」

「私たちも、sypくんと一緒に背負います」

「…もう、皆さんと離れるつもりはないです」

「傷も背負って皆と一緒に生きたいッ」

「帰ろう、syp俺たちの国へ」

ciとutがsypに手を伸ばした

「ありがとうございます…!」

sypが2人の手をとった


おかえり、syp

生きててくれてありがとう










202×年 ×月×日

「兄さん早く行きましょう!」

「ci待ってや、すぐ迷子なるで!」

皆がsypを見つけてくれた

俺はもうこの世界を繰り返していない

「ほら、syp置いてくで」

ciが手を伸ばす

「今行く、待って-」

ciの手を取り走り出す

風が吹いてシャツが舞った

俺の身体にもう呪いはない


















終わり変で申し訳ない

いい感じに終われなかった…

ぐだぐだだ

誰の視点かコロコロ変わるので分かりにくかったらすみません

次の作品早ければ明日投稿します

是非見てくださると嬉しいです

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