第43話

ご飯42杯
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2024/04/26 07:26 更新
花桃あなた
はああ〜…なんとか買い物できた…。
悟空
悟空
なああなた!さっきのすげー人混みはなんだったんだ!?
説明しよう。私は帰宅して早々に夕飯準備に必要な食材を買いにカカロットさんと近所のスーパーに買い物に出かけた。



昨日のファミレス大散財の影響でお財布が寂しいことになっていたので、できるだけ出費を少なく済ませようとスーパーのチラシを見ながら歩いていた時だった。



随分と卵が安くなっている。とんだお買い得チャンスではないか。しかしそこで私は更にとんでもないことに気付いてしまった。



なんと、卵が随分安くされていた理由はタイムセールにあったのだ。そしてそのタイムセールが始まるのは……5分後だったのである。



初めてカカロットさん達に出会った時の“瞬間移動”とやらをしてスーパーまですぐに連れて行ってくれと慌ててお願いし、なんとか5分前に到着はできたものの。



タイムセールが始まった後は地獄のようであった。カカロットさんにも協力してもらって卵を3パックほど入手できたが、もしいなかったら…ゲットできていなかったかも()



…とまあ長くなってしまったが兎に角私達はタイムセールで熾烈な戦いを繰り広げて来たのだ。それが初めての体験だったカカロットさんが先ほど「あれは何だったんだ」と尋ねてきているのである。
花桃あなた
あれは…主婦が全てを懸けて挑む戦場、ですかね…。
悟空
悟空
あなたすげぇもみくちゃにされてたもんなぁ、オラびっくりしたぞ
花桃あなた
もしあの場にいたのがベジータさんやブロリーさんだったらと思うとゾクゾクします!()
悟空
悟空
ホントにな!多分アイツらだったら店ごとぶっ壊してたかもしんねぇ!
花桃あなた
わー、すっごーい!!()
ベジータさんブロリーさんを連れて来たことによってスーパーが破壊されるなどあってはならないので、留守番させた私の判断を褒めちぎった。



家に帰ると、ソファーに座っているベジータさんと機嫌の悪そうなオーラを放っているブロリーさんがいた。昨日もあんな顔してたけど、大丈夫そうかな…。
花桃あなた
えっとー、ブロリーさん何かありました…?
ベジータ
ベジータ
なに、こっちの話だ。お前が気にする必要はない
花桃あなた
でも…
悟空
悟空
あなた、大丈夫だ。オラが話聞いとくからおめぇはおめぇのやることをやっててくれて良いぞ
私の肩に優しく手を置いてそう言ったカカロットさんは、笑顔を浮かべてベジータさん達の方に歩んで行った。カカロットさんがそう言うなら大丈夫だろう。



早速タイムセールでゲットした卵を使ってオムライスでも作ることにした。

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