こうしてアイスタイムを楽しんだ私は、また課題を開き直した。アイスを食べてリフレッシュした今ならきっとできるかもしれないと思ったのだ。
問題集を開いて唸った。ちょっと難しいのもそうだけど、やっぱりこの「〜しなさい」みたいな感じの問題文の雰囲気もあってかとっつきにくいなぁ…やる気がガチでわかない()
ブロリーさんはアイスを食べてリラックスしている様子だが、私は既にリラックス状態ではなくなっていた。問題集を開いた瞬間やる気が失せるアレが起こっていたのである。
でもやらなきゃいかん…明日提出だからなんとしても今日やらないとまずいんだよぉ…!!
はーーー課題でこんなんなっちゃってるってのに、大学受験なんかできんのかなぁ…。一応高3だけど大学のことなんてなんも考えてないし…。色々無理だろうなぁ私には…()
何で課題やってるだけなのに将来に絶望してるんだろう、とふと考えながらも目の前の問題の答えを一生懸命考えていた。
なんとか頭の中でうっすらと答えが浮かんできたのでその調子で頑張って問題集に向かい続けた。
課題が中盤までさしかかってきた頃。それまで特に気になっていなかったが、どうも視線を感じるような気がして顔を上げると……
そんな話をしながらまた問題集に向かった。まさか3人全員がいたとは思わなかったが、何となくここ3人が集まっている絵面は安心できるから問題はない。
それから30分ほどした時。私はようやく課題を終えることができた。は〜…思ったより時間かかっちゃったな〜。でも終わらせられてスッキリ!明日の学校は気分良く迎えられそうだ。
雑に問題集を閉じてシャーペンをペンケースの中に投げ入れた。もう今日はあんた達の出番はないよ((















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。