第22話

#22
1,207
2025/10/05 12:34 更新











あの日はいつも通り過ごしていた







お姉ちゃんたちは山菜を取りに行って




颯斗お兄ちゃんと稽古していたり




なんの変哲もない毎日を過ごしていた












風宮 あなたの下の名前
ん~おいしぃ!!
あ、あなたの下の名前また頬っぺたに
米粒ついてる!!
どんだけ付けるんだよ笑
颯斗
ホントあなたの下の名前は可愛いな~♡
風宮 あなたの下の名前
えへへっ





その日も、変わらないはずだったのに









悲劇は突然起きる
























夏の夜は暑かった









風宮 あなたの下の名前
ん…
風宮 あなたの下の名前
あっつい…



起きたところでどうしようもないから
もう一度寝ようと横になった時












ザシュッビチャッ


風宮 あなたの下の名前
っえ…?



さっきまで寝ていたはずの兄たちが
血塗れになって動かない



風宮 あなたの下の名前
お兄ちゃん、お姉ちゃん?お母さんッ?




目の前で何が起きているのが分からない




風宮 あなたの下の名前
やだ、やだぁ!目覚ましてよぉ!!!
なんだこの小娘は…
風宮 あなたの下の名前
ひっ!!
颯斗
日の呼吸 弐ノ型 碧羅の天
颯斗
早く逃げろあなたの下の名前!!
遠くへ逃げろ!!!



これほど焦っている颯斗お兄ちゃんは
見たことがなかった






だから逃げるしかなかった










風宮 あなたの下の名前
はぁ"ッはぁ
無我夢中で走った







疲れた、苦しい、辛い




喉が激しく灼けるような痛み







口から漏れる嗚咽





風宮 あなたの下の名前
ひっぐ、うぅ"



どれだけ走っただろうか




颯斗お兄ちゃんが無事か気になり
逃げることなんて忘れ、家に戻った







会いたい、会いたい会いたい





必死に山を登り家に着いた時




ギャァッ!!



家の中から日の当たらないところまで
走って逃げていくところを見た






風宮 あなたの下の名前
颯斗お兄ちゃ…
風宮 あなたの下の名前
ん…




原型をとどめていない家の前には


片腕を失い、血塗れになった

虚ろな目をして倒れてる颯斗お兄ちゃんがいた






風宮 あなたの下の名前
颯斗お兄ちゃんッッ!!!
颯斗
あなたの下の名前…?
風宮 あなたの下の名前
やだッ颯斗お兄ちゃんまで
いなくならないでよ!!
颯斗
…あなたの下の名前、胸を張って生きろ
風宮 あなたの下の名前
ッえ?
颯斗
お前は、たくさんの人の命を救え
絶対大丈夫…
風宮 あなたの下の名前
できない、できないよッ!!
颯斗
あなたの下の名前、お前は俺の自慢の妹だ
颯斗
この先何があっても変わらない




颯斗
愛してる、あなたの下の名前










そう言い残し、だんだん冷たくなる身体を
身に感しながらただ絶望感に浸っていた











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