__戦場の淑女“高須あなた”__
だと……??
いや誰やそれ
確かに、名前こそ掠ってるけど、苗字違うからね?私違うんですけど、何か勘違いしてるんじゃないの!?この人!
おい、何勝手にクソ野郎みたいなことを認定されてんの??私そんな酷いことしないですけどね??今までもこれからも!!
ってか、高杉さんってあの、攘夷志士の人だよね……??歴史オタクってことを自分自身で忘れていたけれど……
しっかし、顔は良いのに、なんてことを考えてるんだろう……いや、待って、桂さんも攘夷志士じゃん、嘘。幕府に楯突くって言うことだよね……過激派と穏健派とでこうも差が出るとは……恐ろしいな……
そう言って、桂さん同様に昔を懐かしむような顔付きで私の頭を撫でたあと、その場から消えてしまった
私と桂さんの二人きりだが、煙管からの煙がその場に強く残った__
目が覚めると次の日になっていた、いや当たり前だけどね??
その日は特に何も無かったし、朝食の時も桂さんは特に変わりもしなかった、昨日のことで気まづくなるなーやだなーとは思っていたけれど、逆に何も無いってなるとこっちが不安になる
ってなわけで、私の働いているキャバクラまで戻ってきた訳、店長には住み込みでお願いしたいと言うと快く引き受けてくれた、神か??
しかし、最近万事屋のみんなや真選組の方々を見かけない。
近藤さんも偶に会ったけれど、今は全然
何かあったのだろうか……昨日の気掛かりなこともあるし












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!