第15話

第十三訓
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2023/04/29 14:27 更新

__戦場の淑女“高須あなた”__

だと……??










いや誰やそれ




確かに、名前こそ掠ってるけど、苗字違うからね?私違うんですけど、何か勘違いしてるんじゃないの!?この人!


高杉晋助
本当に、アイツなんだな……
あなた
ちょちょ!!待って下さい!アイツって誰なんですか!?そもそも、私はその方のこと知らないんですけど!!何か勘違いされてますよ!絶対に!
高杉晋助
……ん?勘違い……?勘違いじゃねーよ、そうか……記憶が抜け落ちてるってことか……
高杉晋助
兎に角、俺の目に狂いはねェ……それに銀時だって気付いてたんじゃァねぇのか?
あなた
坂田さんが……?……うっっそ……片手ゴリラかよ並で機械ぶっ壊してきたあの坂田さんが……?
桂小太郎
銀時……そんなことをしていたのか……??
高杉晋助
今日の所は取り敢えず、引いといてやる、だが次は確実にあなたを貰う
桂小太郎
……な!貴様、もしや、あなたを……
高杉晋助
せっかく、又こうして会えたんだ……コイツが居れば江戸の町は全て焼き尽くされる……そういう女だ
おい、何勝手にクソ野郎みたいなことを認定されてんの??私そんな酷いことしないですけどね??今までもこれからも!!
ってか、高杉さんってあの、攘夷志士の人だよね……??歴史オタクってことを自分自身で忘れていたけれど……
しっかし、顔は良いのに、なんてことを考えてるんだろう……いや、待って、桂さんも攘夷志士じゃん、嘘。幕府に楯突くって言うことだよね……過激派と穏健派とでこうも差が出るとは……恐ろしいな……
高杉晋助
……あなた
あなた
え!?あ、はい……なんですか……?
高杉晋助
……またな
そう言って、桂さん同様に昔を懐かしむような顔付きで私の頭を撫でたあと、その場から消えてしまった


私と桂さんの二人きりだが、煙管からの煙がその場に強く残った__








目が覚めると次の日になっていた、いや当たり前だけどね??
その日は特に何も無かったし、朝食の時も桂さんは特に変わりもしなかった、昨日のことで気まづくなるなーやだなーとは思っていたけれど、逆に何も無いってなるとこっちが不安になる


あなた
……ほんと、桂さんにはお世話になりました……何かあればいつでも呼んでください、私に出来ることがあれば何でもするので!
桂小太郎
うむ、こちらも新たな発見もできたし、エリザベスとも仲良くしてくれたようで良かった……またいつでも来い
あなた
はい!


ってなわけで、私の働いているキャバクラまで戻ってきた訳、店長には住み込みでお願いしたいと言うと快く引き受けてくれた、神か??


しかし、最近万事屋のみんなや真選組の方々を見かけない。

近藤さんも偶に会ったけれど、今は全然
何かあったのだろうか……昨日の気掛かりなこともあるし
あなた
……なんでこんなにも胸が苦しいの

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