第47話

第三十九話 両手を合わせて南無阿弥陀仏
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2025/01/23 10:23 更新
中原中也
ちっ。云わんこっちゃねぇ

……血、凄。

中原中也
敵は片付いた。早く行くぞ
(なまえ)
あなた
…うん


……?太宰さんが返事をしない。
ってか、敵に近付いてる?
太宰_治【黒×青】
運がなかってねえ。
苦しいかい?


なんか、輝いてね?此奴。極僅かに、



「………か……」


痛そう……。


太宰_治【黒×青】
跳弾が喉元に刺さっている。
今から手当しても、
この傷では助からない。
それでも死ぬまでに五分はかかるだろう。
銃なんか使うべきじゃなかったんだ

太宰さんはしゃがんでそう云ッた。

……辞めろよ。
ただでさえ苦しそうなんだから
太宰_治【黒×青】
僕はマフィアのために仕事をしている。つまり君たちの敵だ。

うん


太宰_治【黒×青】
でも君の死という貴重なモノを見させてもらったし、僕としてはそのお礼がしたいんだ。さあ、お願いするなら、喋られなくなる前にしたほうがいい

………


「………て………撃っ、
て…くれ………………… 」
太宰_治【黒×青】
いいとも

太宰さんは立ち上がり銃の引き金を引いた。



 ̄バンッ_

弾丸が東部に命中し、それで男の体はただの物体になった。



太宰_治【黒×青】
ははははは
 ̄バンッバンッ_

……気色が悪い、
(なまえ)
あなた
……ッ
太宰_治【黒×青】
はははは。
なんて贅沢だ。ははは
中原中也
やめろ莫迦

中也が銃を掴んで止めた。

此奴はやっぱり頭がイカれてんだ。
太宰_治【黒×青】
そうだね。その通りだ。
普通はそう考えるだろう


太宰さんは、銃を投げ捨てた。

 ̄トコトコ_









太宰_治【黒×青】
はは。普通か。ははは

なんで、あんなに悲しそうなんだろうな。



そう思いながら僕は死体の前でしゃがみ、両手を合わせた。



太宰_治【黒×青】
何やってんの?
(なまえ)
あなた
何って?見送ってんだよ
太宰_治【黒×青】
(なまえ)
あなた
…死ぬ時に一人寂しく死ぬよりは、誰かに見送られたいでしょ
太宰_治【黒×青】
そういうものなの?
(なまえ)
あなた
…知らん(スンッ



(なまえ)
あなた
正直に言えば、これはただの自己満。辛いんだよ。何もせずにいるのって(ヘラッ


自分が何もせずに死んだように…何もしてないのに死んだように、…でも此奴は、頑張ってたからな。僕とは違って、


 ̄スタッ_

(なまえ)
あなた
御免。時間の無駄かもね。満足したから行こ


中原中也
あなたは優しすぎんだよ
(なまえ)
あなた
…?
中原中也
…慈悲かけると死ぬって何時も云ってるだろ?
(なまえ)
あなた
…うん。
知ってるけど僕死なないから!



前世よりも丈夫なんだからね!
太宰_治【黒×青】
君は僕が死んだらどんな反応するんだろう



(なまえ)
あなた
どうした?太宰さん?
太宰_治【黒×青】
いや、なんでもない


太宰さんはそう云い歩き出した。





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