3日間の長い勉強合宿が終わり、夏休みも終わりに近づいている。
8月。
部活に向かう途中、花火大会のポスターが貼られているのを見かけた。
あなた「夏祭り、か」
(西谷先輩、誘ったら一緒に行ってくれるかな)
そんなことを考えながら少し浮かれていたのも束の間。
田中「そーいや今日花火大会のポスターめっちゃ貼ってあんの見てもうそんな時期かって思ったわ!」
日向「俺は同中の奴らと行きますよ!」
菅原「俺も行こっかなー」
木下「西谷は行くのか?」
あなた「……!」
西谷「あーその日、ばあちゃん家行くことになっててさー」
木下「そ、そうなのか」
木下(あなたちゃんごめん!!!!!)
あなた(そっか西谷先輩その日いないんだ、、、。)
清水「じゃーねあなたちゃん」
あなた「清水先輩お疲れ様です!」
いつも通り挨拶をして、西谷先輩が着替え終わるのを部室棟の下で待つ。
月島「ねえ」
あなた「……月島くん?どうしたの忘れ物?」
月島「いや違くて、その」
あなた「?」
月島「花火大会、一緒に行かない?」
あなた「え?」
月島「今すぐじゃなくていいから。考えといて。」
あなた「う、うん」
山口「ツッキーーー?」
月島「山口すぐ行く。じゃそういうことで。」
あなた(どうしよう、、、、。)
西谷「あなたーーー!!!!待たせてごめん」
あなた「いえ!全然待ってないです!」
西谷「帰るかーー」
次の日 朝
ピロンッ
あなた「優香ちゃんからだ」
優香『あなた、夏祭りクラスのみんなで一緒に行こうよ!昨日、月島に誘われたでしょ?あいつ口下手だから絶対伝わってないと思ってー笑笑』
あなた『クラスで行くことだったんだね。もちろん行きたい!』
優香『そうそう!月島にも行くって伝えといてー』
あなた『はーい!』
(なんだそういうことか。びっくりしちゃった。)
部活後
あなた「月島くん」
月島「?」
あなた「花火大会、私も行くよ」
月島「了解。ごめん昨日上手く伝わってなくて。優香に怒られた。」
あなた「全然大丈夫だよ」
日向(えーーーーーー!!!!!!!??!?)
部室
日向「なあ、月島とあなたって花火大会一緒に行くのか?」
影山「は???」
日向「だってよーさっき話してるの聞こえちゃってさ」
影山「んな訳ねえだろ馬鹿か」
日向「ばっ馬鹿っていうな!!!!」
影山「だってあなたは西谷さんだろ」
日向「俺もそうだと思ってたんだけどさー」
月島「一緒に行くよ花火大会」
月島(クラスで行くし間違ってはないだろ)
山口(えーー?!!ツッキーその言い方しちゃう??!)
菅原「えーー!!!!なにそれなにそれ聞いてないよ!!!」
月島「別に言ってませんし。」
東峰「スガどうしたんだ?」
田中「スガさんうるさいっすよー」
菅原「だってだって月島とあなたちゃん花火大会行くって!!!!!」
西谷「は?」
田中「ハァーーー!!?!!?!!?」
田中「月島のくせに!あなたと行くとかずるすぎだろ!!!俺も清子さんと行きてえ!!」
西谷(なんだよそれ。なんであなたと行くんだ?意味わかんねぇ、すっげえ嫌だ)
木下「おい、西谷」
西谷「な、なんだよ」
木下「本当に良いのか?明日だぞ、花火大会。」
西谷「……言い訳ねえだろ、、。」
花火大会当日
男子「ったく女子遅せぇなあ」
男子「浴衣着てんじゃね?」
男子「マジか」
月島「……」
優香「お待たせー」
男子「ッ!!!!///////////////」
あなた「お待たせして、、、ご、ごめんね」
男子(かっ、かわいーー、、、、、)
男子「絶ッ全待ってないです!」
男子「はい!むしろありがとう!」
あなた「えっ?」
男子「あなたさんなんか食べたいのある?」
男子「俺奢るよ!」
あなた「え、いや、、あの」
男子「あなたさん荷物重くない?持とうか?」
あなた「いや、私スマホと財布しか、、もってないので、、大丈夫です、、、」
男子「まあまあ遠慮しないでー」
月島「あなた、困ってるだろ」
女子「きゃーー!!月島くんかっこいい!!!」
女子「月島くん、浴衣着たのどう?」
女子「月島くん抜け出そー??」
月島「……。」
優香「うわ、相変わらずの塩対応。」
優香「あなたは、、、まだ絡まれてるか、」
あなた「優香ちゃん、、助けて、、」
優香「しょーがないなー笑」
優香「あなたは私と一緒が良いって言ってるのでごめんなさいー」
あなた「優香ちゃんが1番かっこいいよ」
優香「好き」
あなた「私も優香ちゃんすき!」ニコッ
男子(俺も言われてーーー)
月島「優香危ない」
優香「えっ、、、あ、ありがとう//」
月島「別に」
クラスのみんなとかき氷を食べたり、射的やヨーヨー釣りをしたり、、、
そしてあっという間に時間が経ち、残り30分後に花火が上がるというアナウンスが鳴った。
月島「優香、ごめん抜け出す」
優香「……りょーかい」
月島「あなた、ちょっと来て」
あなた「うん?」
そのまま月島くんに手を引かれ人が少ない通りに出た。
あなた「月島くん?」
月島「ここ花火綺麗に見えるから、あなたに見せたくて」
あなた「そ、そうなんだ…………」
月島「……」
あなた「……」
あなた(月島くん、急に黙っちゃってどうしたんだろう。このまま私と見るつもりなのかな。抜け出したことクラスの子に言ってないし、、、、、)
月島「あなた」
あなた「?」
月島「好き。俺と付き合ってほしい。」
あなた「………………え?」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。