ヨンジュンside
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クラスに戻ってすぐ周りの男子が騒ぐ
モブはお前だろ
なんだか今はなんにも考えられない
するとクラスの一軍女子が話しかけてきた
後ろで友達であろう同じく一軍女子が騒いでる
優しく聞く
ぁ〜告白か、
この女の子は一軍の中でも下の方だから
後ろの女達に茶化されて
叶うはずもない俺への告白を決意したんだろう
、、、馬鹿だな
忘れてた
スビンと待ち合わせ
放課後
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俺れ優しいよな
別にとびきり可愛いわけでもないし
一軍予備軍なんかの
勇気を振り絞った告白を
優しく聞いてあげている
俺ってとことんクズ
早くチェ・スビンに会いたい
だるいな〜
なんで断ろうか
ほんとに勘弁して欲しい
泣かれても責任取れないし
俺悪くないし、、、
いきなり声がして振り返った先には
チェ・スビンがいた
スビンが穏やかな目でこちらを見る
まるで今の状況がどうなってるのか
確かめるように
なんか喋り方全然違うくね
なんなんだこいつは
あぁ〜、、、
チェ・スビン最高だは
そう言って焦るふりをする
チッ,しつこいな!
そう言ってスビナと肩を組み廊下に
飛び出した。
数分後
in空き教室
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こいつほんとに従順だな
そうやってニコッと笑うと黙って頷く
スビナを不意に可愛く思う
この子は従順だけどまだ正確に決まっていない
耳のピアスも
ロファーも
凄いと思うけど、俺の癖をまだ知らないで
この子は俺のそばに居てくれるかな?
俺はイスに座ってスビナをじっと見つめる
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。