お昼頃の公園はポカポカして暖かくて
手を繋いでベンチに座って、
隣にしょーちゃんがいるから
余計に暖かく感じる。
あ、そうだ、ちょっとそれ貸して
なにか思いついたのか
私が持ってる手紙をそっと引き寄せて
中から指輪を出した
これ、つけてあげる
え、いいの?
うん笑
てか、つけさせてほしい
じゃあ…お願いします…
そう言いながら右手を差し出せば
違うじゃん、こっちの手!
って左手の薬指に指輪がスーッと通った
こっちの方がなんか…夫婦って感じするよね///
しょーちゃんもつけてなきゃ意味無いけどね笑
あ…そっか
しょんぼりしてる、、さっきまであんなに笑顔だったのに笑
買いに行く?
同じ指輪なんて売ってないもんな〜…
でも最初見た時は2個売ってたよ?
え、そうなの!?
多分誰かが買ってっちゃったんだね
え、じゃあ…つけちゃダメっ!
え、?
さっきつけたばっかりなのに
指輪を取って近くに捨てた
ちょっと!笑
知らない人がもうひとつの指輪つけてるんだよ!?
あなたと知らない人が結ばれたらどうすんの!?
そんなことありえないから笑
私は落ちている指輪を拾った
拾っちゃダメじゃん!
でもこれ、しょーちゃんが買ってくれた大切な指輪なんだもん。
えぇ…じゃあ売ってくる
やだよ笑
これ気に入ってるんだからっ笑
笑い事じゃないのー!
誰かがもうひとつの 指輪あげるよー!なんて言って持ってこないかなぁ〜、
こんなとこで何してんの?
え、廉!?
!?
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編集部コメント
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