第42話

41!!
227
2024/05/22 05:00 更新
Noside
ロイ
ロイ
ふ、ふふ…
ロイが口に白い手袋をつけた手を持っていて小さく笑う…
ロゼ
ロゼ
ロイ?
ロイ
ロイ
そうだね…本当にそうだ
「ロゼの言う通りだよ」とロイは笑った…
  



「だからこそ…君なら分かるはずだ。」
ロイ
ロイ
君と私はお互いの考えを曲げられない。
だから…少し意地悪な事をさせてもらうことにするね。
ロゼ
ロゼ
ろ、ロイ…!?
ロゼは一瞬大きく目を見開く…
 
ロイ
ロイ
「完全執行」

Kneel跪け

ロゼ
ロゼ
ッッ…!!!
ロイがそう冷たく吐き捨てるように放った言葉にロゼの体は有無を言わせず…なすすべなく従った…
ロゼ
ロゼ
(完全執行…ロイの十八番か…!!)
ロゼ
ロゼ
(動作の制限…能力やポテンシャルの制限…!!我だからだろうか…加減はしているようだな…)
ロゼ
ロゼ
(発動出来る対象は…術者を何かしらの方法で認識…または関わっていること…この世界に誕生した時点で確実に発動対象に当てはまってしまう…)
ロゼが下を向きながら…この場を切り抜ける方法を思考を回転させて探している…
コツン…コツン…
ロイの黒い革靴のつま先が反対を向き…視界から離れていく…
ロイ
ロイ
……ロゼ,君を傷つけるつもりはない…すぐにその術は解けるよ。安心してくれ,君を怪我させるような効果は含んでいないよ。
離れた所から声が聞こえてくる…
ロゼ
ロゼ
(ロイ…!!!)
口が開かない…声が発せられない…
ギイィ…、バタン…
ロゼ
ロゼ
ッは…
ガクッ…
ロイが部屋から出て,この部屋の扉が閉められたのと同時に術は解除され…身動きが取れるようになった…

ロゼはすぐに扉を飛び開けた…
バンッ…!!
しかし…廊下には誰もおらず…ただ窓の外に天帝園の清々しい程の…今では不安になる程の青空が広がっているだけだった…
ロゼ
ロゼ
ロイ…

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