第121話

やり直し
227
2026/02/11 09:00 更新











…ー夕方



ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
…タコピー?
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
急にどうしたんだよ、カメラ持ったまま固まって

ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
…なぁ



つんつんとゼインはタコピーの頬をつねる


タコピー
タコピー




固まったままのタコピー。

その手元に握られていたカメラが、

ビーッという小さな音を立てて、一枚の写真を吐き出した。




タコピー
タコピー
…!、そ、そうそう カメラだっピね!

タコピー
タコピー
できたっピ!写真が!




五条悟
五条悟
…あれ、マジで過去に戻ってんじゃん!すごー!
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
…ゼインが生きてる…
灰原雄
灰原雄
ハッピーカメラ…呪いの道具みたいですね
緑谷出久
緑谷出久
‥確かに 死者をも蘇らせる、ハッピー道具だけど
呪いの道具って言い方の方が正しいかもしれませんね




ラファエルたちが話しているその間に、

ゼインは静かに“戻る”支度をしていた。


タコピー
タコピー
…(もっとゼインちゃんのこと知らなきゃならないっピ…)
タコピー
タコピー
(まずはゼインちゃんが毎日行ってるところ…名前は確か…)


タコピー
タコピー
ゼインちゃん!



タコピー
タコピー
僕は明日から……
















タコピー
タコピー
一緒に“収容所“に連れていってほしいっピ〜!












騒がしい空気の中、

白衣や重々しい外套に身を包んだ者たちは、

身なりもままならぬ、

数々の傷を負った人々に命じるように問いかけていた。


モブ(使い回し)
…チッ、相変わらず汚ねぇなここは
モブ(使い回し)
はぁ?…まぁ確かに蛆虫が大量発生してるし、
汚ねえって思うのはしょうがねえとは思うが…ここはー…


モブ(使い回し)
あの” クロイツヴァルト収容所“なんだぞ?


モブ(使い回し)
国家に尽くす戦士を作る収容所
他にも似た様な場所はあるけど、ここのが何倍も残酷だな
モブ(使い回し)
はっ!確かにそうだなw




遠目からその様子を見守っていた二人の男性は、

笑みを交わしつつ、互いに言葉を交わしていた。



全員(呪術廻戦ヒロアカなどクロスオーバー
………
日比野カフカ
日比野カフカ
……何が、起こってんだよ…
日比野カフカ
日比野カフカ
っなぁ キコル、見てみろよ あそこにいる子供達




日比野カフカ
日比野カフカ
あの男どもに笑いながら殺されてる…



日比野カフカ
日比野カフカ
俺の目の方が おかしいのか、?
四ノ宮キコル
四ノ宮キコル
っ……な、んで なんなのよ、ここ……強制収容所、?
保科宗四郎
保科宗四郎
……あー……(見てるだけで、おかしくなりそうや)









保科宗四郎
保科宗四郎
何がどうなってんねん、ここ






そう言うと、保科やラファエルたちは互いに視線を交わし、


周囲を注意深く見渡した。






血痕、飛び散った血


腐った肉や骨の断片


死体や切断された体の一部


破れた衣服や衣類の残骸


脳や内臓の断片


目玉や歯、髪の毛の塊


蛆虫や蠢く小虫、ハエ


吐瀉物、汚れた食べ物の残骸








それらすべてが、ラファエルたちの視界いっぱいに映った。






タコピー
タコピー
(ここが収容所?)

タコピー
タコピー
(ここならゼインちゃんのこともっと知れるはずだっピ!)


???
っねぇ!



















アリア
ゼインっ!

タコピー
タコピー
(アリアちゃん?前にゼインちゃんと一緒にいた子だっピ!)


ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
あ…

ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
アリアっ!



「アリア」――そう言ったゼインの表情は、















とても明るかった。



だが同時に、ラファエルたちは瞬時に目を見開き、

驚きと戸惑いの入り混じった視線で、アリアとゼインを交互に見つめた。





















































エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
………え?……………………は?
轟焦凍
轟焦凍
……可愛い……
五条悟
五条悟
………スゥー…傑〜子供用の服買い込んどいて
夏油傑
夏油傑
ああ、任せておいて 私の口座が久々に大きく動く時が来たか
夜蛾正道
夜蛾正道
お前ら…とうとう犯罪者の域にまで達してしまったか…
ラファエル
ラファエル
だからここ記憶なので干渉できませんって!!







梅宮一
梅宮一
というか……アリアって名前
あなたの下の名前が気を失ってる時寝言?で、言ってなかったか?






アリア
ゼイン 大丈夫だった?!
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
俺は何も問題ねぇ それよりもアリアは?
アリア
大丈夫!ちょっと腹えぐられただけだったよ⭐️
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
‥まだマシか…

竈門炭治郎
竈門炭治郎
……うん?
虎杖 悠二
虎杖 悠二
…ちょっと腹えぐられただけって日本語おかしくね……、?


ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
後ー…
アリア
あ、ゼイン あのクソじじい共が来てるっ



小声でアリアがそう叫んだかと思うと、


ゼインははっとしたように目を見開き、


次の瞬間、何も言わずに黙り込んだ。



モブ(使い回し)
長官ッ!こちらであります!


コツコツと響く足音。

ゼインたちのいる場所よりも

断然綺麗な部屋から、数名の男性が姿を現した。

長官
ふむ…コイツらか、あの“悪魔の庭“から生き残ったのは
モブ(使い回し)
はい 長官殿


チッ と小さく舌打ちが響き、


その場の空気が張り詰めた。










長官
たったのこれだけだと?!ふざけているのかッ!
長官
貴様ら帝国を舐めているのか?
モブ(使い回し)
ッいえ!長官殿!そんなつもりはー…
長官
いいか。我らが祖国・帝国は、他の仮想列強諸国を凌駕する科学力、軍事力、
そして国力――そのすべてを手にせねばならぬ!
長官
そのためなら私は何も惜しまないというのに……!
それなのに貴様らは、私の期待をことごとく踏みにじってくれる。


ぐしゃッ…


長官は手に持っていた酒を、

目の前の子供めがけて投げつけた。



その酒を浴びたのは、ゼインだった。

長官
………あぁ゛?なんだ貴様 モルモットの癖に 私に楯突くきか?
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
……





長官はゼインを鋭く睨んだ。

しかしゼインも負けじと、長官を睨み返す。


その反抗にぶち切れたのか、長官はゼインの髪を掴み、

力任せに引き上げた。



ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ッ…
長官
なんとか言ったらどうだ!!

モブ(使い回し)
ちょ、長官殿!申し訳ございませんでしたッ!!
モブ(使い回し)
彼奴は識別番号4635、本日、長官殿がお見えになるはずだった物です!

それを聞いた途端、長官はぱっと手を離した。

バサッ!……と、ゼインの髪を握っていた力が抜ける。



長官
此奴が、あの“サリヴァン”家の失敗作――ゼイン・ミュラー・サリヴァンか!


長官
はっはっはっ!失敗作と言われるのも無理はないなw
なんせ、この悪魔みたいな見た目に加えて――“悪力”がないのだから!
モブ(使い回し)
はい。しかし、この驚異的な身体能力と高い治癒能力を持ち、
多くの傷を短時間で回復する特徴があります。
一応、その部分だけなら、サリヴァン家の血を引いていることがわかりますね。
長官
はっ あの女も、こんな奴を産んでさぞ後悔しているだろうな。
モブ(使い回し)
はい、その女も今は雑用でもしていると思われます。



タコピー
タコピー
……?(話していることが難しすぎてわかんないっピ…)



タコピー
タコピー
!…(わかったっピ!この人たちは…)


























タコピー
タコピー
ゼインちゃんに嫉妬してるんだっピよねっ!!
















ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
………は?

ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
お前 何言ってんだ?
タコピー
タコピー
さっきゼインちゃんに“お水”を上げたのも
きっと嫉妬しちゃったっピから!
タコピー
タコピー
あの男の人は顔が真っ赤っかになってたっピ!
きっと何かに照れてたんだっピよ(๑˃̵ᴗ˂̵)

ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
…はぁぁぁあ…お前 ほんと馬鹿だよな
タコピー
タコピー
ピ?!
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
いい意味で言ってんだよ


ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
この世は、頭のいい奴ほど苦労する。


ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
お前みたいに、軽やかに生きてる人間なんて見たことねえ。
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
少なくとも俺は、お前といて思った。

ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
人間が人間のまま生きるには、












ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
馬鹿で、阿保で、鈍感でいなきゃダメなんだ。














ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
……って んでアリアはなんか嬉しそうな顔なんだよ…
アリア
……いやぁ何でもないけどさ…ゼインが空中に向かってなんか言ってるなぁって…
……そういう時期なんだよね?だいじょーぶ!察してあげてるからよ!!



成長してる証拠だよ⭐️と言ったアリアの横には顔に

大きく怒りマークが張り付いているゼインの姿があった

ゼイン・ミュラー・サリヴァン
ゼイン・ミュラー・サリヴァン
………あ

タコピー
タコピー
…(そうだったっピ!今の僕はお花ピンをつけてるから
今くっついてるゼインちゃん以外には見られないんだっピ!)








お花ピン

頭に刺すと周りの人からハッピー花に見える様になる道具である。









アリア
……てか何で頭にドクダミつけてるの?




だが、地球人にはハッピー花はドクダミの花として認識される。










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