第30話

28話
334
2026/06/30 22:00 更新
純視点
金髪の御曹司のような人が空中へ投げ出された。
その時、頭痛がした。
何度も、あの人を助けろって聞こえるんだ。
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昔
八重桜純
ねぇ光士郎
花散光士郎
む?なんだ純
八重桜純
……ヒーローって、空飛べるのかな?
花散光士郎
それはまた急だな
八重桜純
だって、気になったし、笑
花散光士郎
……飛べないだろう、いくらヒーローだとしても。
八重桜純
?あれ、光士郎にしては珍しい答えだね
八重桜純
光士郎なら「飛べるに決まっている!」って即答すると思ったのに笑
花散光士郎
ヒーローも所詮は人間だからな!
花散光士郎
空を飛ぶなど空想の中での話!
花散光士郎
まぁ、俺なら飛べるかもしれんがな!!!はーはっはっ!!!
八重桜純
急にテンション上がるじゃん……笑
八重桜純
じゃあ、僕はヒーローが空を飛べなかった時に助けるヒロインだ。
花散光士郎
純がヒロイン、か
花散光士郎
まぁ、悪くはないだろうな
八重桜純
ふふっ、何その答え
八重桜純
僕は何時でも助けるよ、"ヒーロー"をね
花散光士郎
……じゃあ、"ヒーロー"は"ヒロイン"を待つのみだな。
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思い、出した
全部
僕が何故猫になったのかも
最初から、全部
八重桜純
っ光士郎っっ!!!!!
気づけば体が人間の姿になり、宙に浮いていた。
花散光士郎
!?純
僕は光士郎の手を取った。
八重桜純
やっぱり、飛べなかったね
花散光士郎
……!!!
八重桜純
大丈夫だよ、僕達、3階から落ちたし。
八重桜純
光士郎は生きれるはず。
花散光士郎
………!!おい純!!!
僕は落下している途中に、僕の体が下になるように調整する。
そして地面に体を大人しく預けた。

























ヒーローの隣は、ヒロインだ。
その2人の影には、必ず負け"ヒロイン"が存在し、照らされることもなく暗がりにいる。
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