第31話

29話
268
2026/07/02 22:00 更新
純視点
?
あぶなーいっ!!!
僕達は落ちたはずだった。
?
よいしょっと!
だが誰かに抱えられた
先に目を開けたのは光士郎だった。
花散光士郎
お前……は
花散光士郎
百合宮慧流……!?
百合宮慧流
あっはは、危なかったね。
八重桜純
……!?慧流、!?
百合宮慧流
言ったでしょ?僕の異能は「変化」。
百合宮慧流
何でも変えられるんだ。
百合宮慧流
だから僕は、「腕力」を変えた。
百合宮慧流
落下してきた人2人分抱えられる程度にね♪
花散光士郎
……意外だな。俺のことを助けるとは
百合宮慧流
ん〜……まぁ、僕もちゃんと反省してるんだよ。
百合宮慧流
君達にたくさん迷惑かけちゃったし。
百合宮慧流
純が悲しむとは知らずにね。
八重桜純
……
百合宮慧流
今回はそのお詫び。受け取ってくれたら嬉しいな♪クラウンクレインの探偵さん♪
花散光士郎
……嗚呼、確かに受けとった。
慧流はゆっくり僕たちを順番に降ろした。
まるで、赤子を抱き抱えるように
八重桜純
……慧流。
百合宮慧流
ん?
八重桜純
……君は何で、僕を猫にしたの。
八重桜純
薔薇園で、僕達の「原型」は入れ替わった。
八重桜純
慧流は人に、僕は猫に。
百合宮慧流
……難しい質問で困っちゃうなぁ、笑
百合宮慧流
強いていえば、一石二鳥だと思ったから。
百合宮慧流
君は自分自身で分かる通り、暗い感情をあの時もっていた
百合宮慧流
僕は人間になって、色々なことを経験してみたいと思った。
百合宮慧流
楽しいこと、悲しいこと
百合宮慧流
そしてもちろん、「妬む」ということも。
百合宮慧流
それでその時、僕の目の前に君が現れた
百合宮慧流
だから僕は、わざと助けるようにさせたんだ。
百合宮慧流
そして落下の衝撃と偽ってその時に入れ替わったとする
百合宮慧流
完璧でしょ?
花散光士郎
……だからあの時……
百合宮慧流
あぁ、名探偵さんも色々と調べてくれてたんだね?
百合宮慧流
お疲れ様♪
八重桜純
……
八重桜純
他のやり方は無かったの?
八重桜純
ほら、猫のままでも感情はあるでしょ?
百合宮慧流
……駄目なんだ。他のやり方じゃ
八重桜純
……何故?
百合宮慧流
……それは
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プリ小説オーディオドラマ