第31話

*°♡ 31
9,657
2020/08/22 14:04
北 信介
北 信介
俺な、お出汁効いとるご飯大好き
彼女
彼女
知っとるよ
やから、色んな方法でお出汁取ってるんやで?
北 信介
北 信介
ありがとさん
彼女
彼女
ご飯冷めるで、食べてしまお
北 信介
北 信介
そうやな
夕ご飯を平らげ、お風呂に入り、明日に備えて早めに眠りについた。
次の日、4:30にセットしておいたアラームの音で目が覚めた。
信ちゃんはもう少し寝かせてあげるけど、朝ご飯をを作ったり、メイクをしたり時間が足りないくらいだ。
それに、新幹線の中の駅弁だけやと足りんかもしれんから、おにぎり作っといてって言われたし、それも作らんと。
彼女
彼女
ふわぁ〜…よし、やるか
1人で気合を入れ、私はキッチンに立った。
朝ご飯の用意をしていると、眠そうな顔をしながら信ちゃんが起きてきた。
北 信介
北 信介
おはようさん
彼女
彼女
おはよう、よく眠れた?
北 信介
北 信介
おん、眠れたで
朝早くからありがとさん
彼女
彼女
いいんよ、気にせんで
先に顔洗ってきてええよ
北 信介
北 信介
ほんなら行ってくるわ
彼女
彼女
おん、水冷たいから心してな
北 信介
北 信介
おん
冷たい水で目を覚ますにはちょうどいいが、さすがに朝から冷たい水は嫌やろ。
給湯器付けとったんやけど、古いからすぐには温まらんのや。
彼女
彼女
あとは、梅干しとおかかのおにぎりを作って終わりやな
我が家で作っている梅干しと、先程パパッと作ったおかかでおにぎりを握り、朝の仕事は終わりだ。
北 信介
北 信介
腹減ったわ…
彼女
彼女
朝ご飯出来とるで
北 信介
北 信介
いただきます
彼女
彼女
いただきます
いつもより軽めの朝ごはんを食べ、何とか予定時刻に家を出ることが出来た。
残された問題は、宮ツインズがちゃんと駅に来とるかどうかなんよ。

プリ小説オーディオドラマ