第194話

月が綺麗な夜
916
2020/11/22 09:00 更新

佐藤side





あれは、すごく月が綺麗な日だった。






病室の窓から飛び降りようとした。





病室は6階。落ちれば1発で確実だった。











佐藤『 ごめんね。 』





そう呟き、飛び降りようと心の整理をした。






じゃあね、みんな。大好きだよ……。






目をつぶり、前へ体重をかけた。






すると、







パシンッ







何かに手をとられた。







そして、一瞬にして包み込まれた。









それは、目をつぶっていても分かる。懐かしい、落ち着く匂い。












佐藤『 〇〇……? 』


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