第3話

第2話【境界の中で……】
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2025/12/13 23:46 更新
第2話【境界の中で……】

そのとき、突然重たい衝撃が走る。きっと、ワープの際に着地を間違えたのだろう。そんな事も気にせず、紫さんは、誰かと3人で話している。

「ここが幻想郷…?」と僕は思わずそう呟いてしまった。なぜなら、ここは理想郷というにはかけ離れていた…
周りは紫の瞳が蠢いていて、まるで入ってはいけない領域に入ってしまったようなもの。ありとあらゆるものを隔て、必ずしも存在する"境界"その間にでも入ったような、そんな場所だった……

そんなときに、声が聞こえた「お初にお目にかかります。たくみ様。ここは紫様の境界の裂け目の中ですよ。…自己紹介が遅れましたね。私は八雲藍。紫様の式です。」と紫さんのように、穏やかな声で話すのは、服装は古代道教の法師が着ているような服で、ゆったりとした長袖ロングスカートの服に青い前掛けのような服を被せており、金髪のショートボブに金色の瞳を持ち、その頭には角のように二本の尖がりを持つZUN帽を被っている九尾の狐のような、女性に話しかけられた。

僕がまだ状況についていけずにいると、「私は橙だよ!」と勢いよく話しかけて来て、僕は驚いて思わず、身を引いてしまうが、藍さんがそれを見て、「こらこら、橙。お客様の御前ですよ。」と言い、その途端橙と呼ばれている、化け猫のしっぽが生えている少女が、「ご、ごめんなさい!私は、橙、藍様の式で、紫様の式の式のです!よろしくお願いします!」と言ってくれた。
橙と名乗るその少女は、緑色のZUN帽を被った茶髪にショートヘアーにリボンが付いた赤と白の長袖のワンピースの服といういでたちで、ピアスよ付いた黒い猫耳に同じ色の猫又が生えた姿をしている。
僕は、少しこの場に慣れたところで、藍さんにひとつ尋ねてみた。「あの、藍さん。その、"式"ってなんなのですか?」と、

藍さんは、分かりやすいようにゆっくりと、「まぁ、式というのは、そうですね。あなたが元々住んでいた世界のもので例えるのなら…PCにソフトウェアをインストールするように、憑依させることで能力が向上する『式神』を憑けた妖怪のことですよ。」と教えてくれた。

─幻想郷(正確には紫さんの境界の中なのだが)に来て、ここから僕はどうなっていくのだろう─


───本日の一言


いやぁ、長さの調節が難しいね……




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