3日目。
今のところ、参加者は9人。
それで、双子の二人が消えるから7人。
………その中に何人狼がいるのか分からない。
でも、もとの狼は最低1人はいるはず。
そう、僕…………澄空アユは考えていた。
まだ、時間はある。
しかし、僕は騎士だ。誰を守るべきか分からないし、自分自身も守れない。
そして、もしもまだ二人残っているとしたら、最悪な事態となる。
狼は、毎日2回タッチできる。万が一現在残っている双子を除く参加者が誰もタッチされていなかったとしても、
7人の内、5人が村人陣営。
タッチされると、残るのは1人。
かつ、親友も残っているだろうから………。
……………このゲーム、かなりまずい。
そう気付いた時にはすでに、人狼鬼時間が始まっていた。
………ぼーっとしている暇はない。
今日、狼を吊らないと終わる。
そう、考えている時だった。
ピーンポーンパーンポーン
「チャイムが鳴りました、チャイムが鳴りました。参加者の皆さんはお集まり下さい。」
……………まあ焦るか。今日で決着がつくとも言えるし、まず2人を吊ったほうが好都合だから。
シーラ氏は歩き回りながら、苦笑いをする。
そして、時間はすぐにおとずれる。
その時だった。
「おーい!!ツバメ!!」
誰かが、ツバメ氏のことを呼んだ。
それは、1人の少女だった。
彼女は、嬉しそうにこちらに寄ってきてツバメ氏の手を引く。
最後、少女はこう言った。
「マジでヤバいんですけどー!!!」
……………光に消えたあと、彼女の姿は消えた。
数分後、2回目の会議でシーラ氏も退場した。
……………勝負はここから。
狼を見つけて、吊る。
…………まあそれが人狼の醍醐味ですし、難しいのですがね。
その時だった。
また、チャイムが鳴った。
「チャイムが鳴りました、チャイムが鳴りました。参加者の皆さんはお集まり下さい。」
全員が集まり、開口一番にライリュウ氏が口を開いた。
そして、とライリュウ氏が続ける。
……………確かに、ウサギ氏は本物ではない気がする。
なら、リュウヒメ氏も狼だ。
そう考えようとして、立ち止まる。
…………………ちょっと待って。
……………なぜ、ウサギ氏は狼でないことを批判していないのですか?
どーも杉野です
えー、今回から目線はアユさんです
騎士目線のゲーム、ぜひお楽しみ下さい。
では、ご視聴ありがとうございました🙇











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!