と、なんやかんやあって放課後、
「北斗!帰ろーぜ!」
「ハイハイ、ちょっと待って、」
「あの5人怖いよね」
「なんかチャラいしね」
「てか、ピアスとか正直ださいよね」
「それな、なんか悪いことにて出してそう」
とヒソヒソ聞こえてきて
「は?」
と思わず声が漏れた
自分の事は何を言っても構わない
だけどあの5人の事を悪く言われる筋合いはない
「ねぇ、それどうゆうこと?」
気づいたらそいつらに話しかけていて
髙地視点
なんか言われてんなぁと思ってたけど北斗がそれに切れてしまい、今ちょっと危ない
「ジェシー、」
「うん、どうしよ、ブチ切れ同然だよ、」
「うーん、」
「な、なによ、」
「だからさぁ、今のどうゆう事って聞いてるんだけど」
「別になにもないわよ」
「いやなにもないわけないでしょ、今侮辱したよね、アイツらのこと」
「は?なんのこと?」
「しらばっくれんなよ、ふざけてんの?」
「なによ!あんたなんてちょっと顔がいいからって調子乗ってあんなことになったんだから!そんなことにならないといいなぁってちょっと呟いただけじゃ無い!なにがだめなのよ!」
「全く関係ないだろそんなの、ただ俺は侮辱したことを謝れっていってんの」
「はいはいはいはい!北斗ストップ!ね?俺たちのことなんて気にしなくていーの!それより今日特売日じゃない?早く行こ!ね?」
「、、、ジェシー、わかった、行こ」
「ナイスジェシー!」(小声)
「ねぇ、もうあいつ怒らせない方がいいよ、」
「そんな忠告いらないわよ、」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。