「てかみんな?合気道はそんなんのために使うものじゃないんだよ?わかってる?」
「だって北斗があんな目にあってるから、」
「我慢できなくて、」
「、、、、、気持ちはわかったから、」
「HEHE!ほくちゃん顔真っ赤じゃんw」
「っるさい!」
「でも北斗、あいつらなんのためにあんなことしてんの?」
「あー、色々あったからさ」
「それは後で話して、とりあえず手当しに行こ」
みんな優しいなぁ、と思ってるとジェシーが
「ほくちゃん、学ラン汚れてるからこれ着て」
と、ジェシーがさっきまで着てたパーカーを渡してくれた、
「ありがと、いい匂いだねジェシーのパーカー」
と言うとジェシーは照れてて珍しいなぁと思いな
がら廊下を歩いていると、周りの視線が気にな
る、まぁこのイケメン集団に1人だけ
数分前までいじめられてたやつが真ん中にいて廊
下歩いてたらそりゃ注目浴びるよなぁ
「てかさぁ北斗、あんなへなちょこ、北斗ひとり
でも倒せたんじゃないの?」
「もぉ、だから合気道はそうゆうもんに使うためじゃないの、父さんからもダメって言われてるしね?」
「北斗のとーちゃんこのこと知ってんの?」
「さすがに言ってないよ、言ったら学校で暴れる気がする」
「まぁ確かにね、」
そんな話をしている時も周りから
「なんであのイケメンたちの真ん中にあいついんの?」
「自分の立場弁えろよw」
とか、聞こえてるんだがな
保健室は誰もいないからきょーもとに手当をしてもらってた、
「あ、北斗俺たち今日稽古行くわ」
「あれ?昨日来てなかった?」
「いやぁ引っ越したから武道場にも毎日行ける距離になったからさ、これから予定ある日以外は行くね」
「ん、わかった」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。