第12話

罰則エスケイプ!
725
2023/07/29 02:01
ー鏡舎ー
エース
窓拭き80枚なんて、やってられるかっての。いくら、あなたが罰則軽くしたからって…。
エース
(でも、また会えるなら…)
エース
なーんてな。…さっさと帰って…
ユウくんと一緒に鏡舎に向かうと、何処かの入口?に入ろうとしていてる
エースさんを見つけた。
グリム
こーーーーらーーーー!!!!
その様子を見たグリムは、勿論怒りを覚える。
エース
げっ!!見つかった!!
グリム
てめー!待つんだゾ!!1人だけ抜け駆けはさせねーんだゾ!
エース
…ま、待てって言われて待つわけないっしょ!お先!
そういって、一直線に走っていくトラッポラさん。
グリム
ひとりだけ狡いんだゾ〜!オレ様だってサボりたいんだゾ!
ユウ
やっぱ本心それだよね!?
ツッコミながらも追いかけるユウくん。
???
…?
エース
どいたどいたー!!
???
えっ、お、おうっ!?
ユウ
その近くにいる青い髪の人を見て、ユウは何か閃いたようだ。
ユウ
その人捕まえてくださいッ!!!
???
人を捕まえる魔法!?
???
足で止める、いや…縄で拘束する?それとも…ええっと…
ユウくんに「捕まえて」と言われた人は、
いきなり言われたので混乱している様子だった。
グリム
なんでもいいからぶちかますんだゾ!早く!
迷っている生徒を急かすグリム。
???
なんでも?!なんでも、なん…
???
ええい!なんでもいいからいでよ!重たいもの!!
そう叫ぶと、
ドガァン
エース
ぐええっ!ナンダコレ!?鍋!?
なんと、大きな鍋を召喚した。
グリム
ぎゃはははは!見てみろユウ、あなた!
グリム
エースのやつ、でっけぇ釜の下敷きになってペッタンコになってるんだゾ!
グリム
だっせーゾ!
あなた
笑い事じゃないでしょ!
???
まさか大釜が出るとは…ちょっとやりすぎたか…?
あなた
咄嗟のことですからエースさんには悪いですが、しょうがない事です。
あなた
捕まえてくれてありがとうこざいます!
???
あ、ああ…
エース
あいたた…
あっ、エースさんが自力で大釜を退かした。
大丈夫かな…逃げたのは悪いと言えど、大釜の下敷きは流石に痛いだろうし…。
エース
いーじゃんかよ。窓拭き80枚ぐらいパパッとやっといてくれたってさー。
「ケチー」と言うような目でこちらを見てくるエースさん。
約束破る方がよっぽど悪いと思うけど…。
ユウ
ははっ、パパッで出来るわけないからこうして追いかけたんでしょ!
あなた
それか、エースさん。外せな用事でもあったのですか?
???
罰で窓拭き80枚って、いったい君達は何をやったんだ?
私たちの会話を不思議に思ったのか、
エースを止めてくれた生徒さんが質問してきた。
エース
今朝、そこの毛玉とじゃれてたら、ハートの女王の像がちょーっと焦げちゃっただけ。
???
グレート・セブンの石像に傷をつけたのか!?それは怒られるに決まってるだろう。
???
せっかく名門校に入学できたっていうのに、初日から何やってるんだか…。
エース
…るせーなぁ。つーか、お前、誰?
エース拗ねた様子を見せながら彼に名前を聞く。
デュース
僕はデュース、デュース・スペード。クラスメイトの顔くらい覚えたらどうだ?えーと…
エース
お前も覚えてねーじゃん。
ふふっ(笑)
デュース
とっ、とにかく!学園長からの命令なら、真面目に取り組むことだ。
エース
はいはい。わかりましたよ〜っと…。んじゃ、パパっと始めますか。





エース
…ん?
ユウ
…あれ、そういえばやけにグリムが静かだな。
くるっと後ろを向くと、小さな影がなくなっていた。
エース
あっ!毛玉がいない!!
あなた
ほんとだ!グリムはどこに行ったの!?
エース
あんにゃろ〜俺を身代わりにしたな!?
エース
おい!えーっと、ジュース?
デュース
なっ、ジュースじゃない!デュースだ!でゅっ!
エース
お前にも責任あんだから、あの毛玉捕まえるの手伝えよ!
そんなエースに「なんで僕が!?」といいながら、反抗したが、
エースの行くぞ!という合図に行かざるおえなくなった。
広い中庭で走り回ってる灰色の猫を見つける。
あなた
!いました!
私たちはグリムを追いかけた。
でも、一行に追いつけなかった。
 
あなた
(んー、異能力使ってもいいけどまた暴れられるだけだからなぁ…。)
考えながら動くも、そのまま食堂に逃げられてしまった。

プリ小説オーディオドラマ