藤襲山での最終選別六日目。今までのように鬼を狩りながら夜明けを待っていた。夜が深まり始めた頃に自分は“異常”に会った
鬼はぱっと見十二尺以上ある。高さが以上だ。首までは高く飛ばないと届かない。木の上とかに登れたらそこから飛ぶほうが斬りやすいだろうか。それに細い。女性と比べたら細さは女性よりこの鬼の方が勝るだろう。斬るのは一瞬だろうが斬るまでが大変だ。
特徴といえばその高さと細さと放っている気配だ。
いかにも何人も喰らったと分かるような空気。余裕そうな表情。鬼殺隊の卵など余裕で食らえるなどの余裕そうな表情。
手が腕が脚が震える。ダメだ、こんなとこで怖気ついてたら今ここで死を迎える。そんなわけにはいかない。
女性よりも細い鬼の体がだんだんと太くなっていく。大木並みの太さになる。高さはそのまま。それに倒れかかってくる⁉︎避けなければ、押しつぶされて死ぬ‼︎
避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ避けろ‼︎‼︎
いやちょっと申し訳ないけどほんとに素直に言葉が出てしまった。その顔はちょっとびっくりしてしまう
じゃないじゃない。首も頭も地面まで落ちてきてんだ。顔こっち向いてるけど。
声もなんかちょっと太くなったような⁉︎
でも隙だ、隙がある。倒れてくるのも起き上がるのも時間がかかるようだ。
今だ。いける。行ける!
入れ!刃が入れば首を斬れる!入れ!
入った!そのまま斬りきるんだ!!!
なんだこの音は……!鬼の声だろうが高く体に突き刺さるような音。痛い。耳が痛い……!
もっと生きてたいんだろう。
もっと楽しみたいんだろう。
もっと人を喰いたかっただろう。
できることなら自分は鬼を殺したくない。
鬼は元々人だったんだから。
鬼を滅するにしても人殺しなのは変わらないかもしれない。
鬼は人の血肉を喰らわなければ辛いのだろう。
大量虐殺の犯人になってしまう。
だからそんなことにならない為に鬼殺隊は鬼を滅する。
鬼を滅してこその鬼殺隊。
鬼殺隊の剣士になるならば心に刻んでおけ。
それが自分の心意気。
七日間。生き残って朝を迎えた。結局仇となりそうな腕の鬼は見つからずに終わった。
これで合格。合格、したんだ。正直疲労で実感がない。
合格したのは8人。かなりの数が減ったな……。
白髪の女の子たちからは鴉の話や、隊服、刀が届くのが十〜十五日後。
刀を作るための玉鋼を選べとなった。玉鋼なんて初めて見るから違いがわからない。
一番太陽のような暖かさのような匂いがしたのを選んでみる。鬼は陽の光と日輪刀に弱い。なら太陽みたいなのを選べばいいと思って匂いでしっくりきたのを選んだ。
あとは鱗滝さんのとこまで無事に帰るだけだ。
疲労でぶっ倒れないように気をつけよ……。
次は任務の前に刀の話と初任務かなぁ
ちょっと難しい……
今月末までには出したい……
ではまた〜(09/06)
何でやること終わったと思ったらやること増えてるんでしょうか泣スポットライトありがとうございます!!喜(09/28)











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!