第8話

8.臨時休校とホームルーム
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2026/02/21 06:09 更新

USJ事件の翌日、雄英は臨時休校となった。


きっと、みんなは暖かい家でゆっくりしているのだろうか…、



わたしは、






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『核変換』




…目の前に居たはずの人間が、

さっきまで心臓が動いていたはずの人間が、


私の手によって抹消される。

亡骸など、どこにもない。[核変換]はそう言う個性だ。





人間は約37兆個の細胞を所持している。

そして、その一つ一つに"核"が存在する。核には染色体・DNA・遺伝子が入っており、その人をカタチ創る"情報"が書かれている。

それを書き換えてしまえば、


消してしまえば、


その人間は抹消するのだ。
















──────────────ヴィラン向きの個性。










『裏切り者は抹消しました、先生。』


「やはり君は素晴らしいヴィランだ。」


笑みを貼り付けたAFOの顔が脳裏に浮かぶ。


「ヒクイ、君に紹介したい人がいるんだ。」

「まだ君の姿は明かしたくなくてね、そのまま電話を繋げてくれるかい?」


『はい』という選択肢しか残されない中、喉を絞って出したような…苦しそうな低い声色が聞こえた。


「なに…?先生」

『弔、君に良い仲間がいるんだ。ヒクイと言ってね…きっと、弔を助けてくれるよ』













翌日

「あなたの名字さん、本日のホームルームは誰が行うのでしょう…?」

八百万さんは、後ろの席のわたしに尋ねてきた。



『んー、相澤先生は怪我で入院中だから…』



ガラガラ、と扉の開く音がすると

「…おはよう」

包帯でぐるぐる巻きの相澤先生が入ってきた。



「ご無事だったのですね!!!」

と委員長の飯田くんが立ち上がる。



「ああ。そういえばあなたの名字、見舞いありがとう」

…え、なんで知ってるんだ。



「あなたの名字さん、お見舞いに行きましたの?」

「えー!俺も行きたかったぜー!」


と、八百万さん、上鳴くんを始め羨む声があがる。



「まぁ、俺の怪我のことはどうでもいい…」

まだ、戦いは終わっていない。と相澤先生が話すとクラスに静けさが走った。



「雄英体育祭が迫ってる。」



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「1年ステージ、生徒の入場だァー!!」

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