朝起きると昨日のことが夢みたいでボーッとしてしまう
学校初日にして誠也くんと話せるなんて思ってもみなかったから今日はいつもより気分がいい
もしかしたら、今日も会えたりするのかな、?
学校に着くと
晶「おはよう!!」
「おはよう、晶哉くん」
晶「昨日、大丈夫やった?」
「よく考えたら初めましてで二人きりって」
「あかんかったかなーって思て、」
「全然誠也くんと喋るの楽しかったよ?」
晶「ほんま?なら良かった、、」
「ワンチャン嫌われてるんちゃうかなって」
「なんで!そんなんで嫌ったりせえへんよ!笑」
むしろありがたかったくらいやのに、繊細なとこあるんやな
晶「てか、いつの間に" 誠也くん"呼び!?」
「そうなんよ、誠也くんが堅苦しいからって」
晶「誠也くんめずらしいな。あんまりそんなこと言うタイプじゃないのに」
「へー」
私はそれをきいてなんだか自分が特別な気がして嬉しくなった
今の私の顔は完全に崩れていてとても気持ちが悪いだろう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。