次の日の朝。
私は玄関で靴を履きながらつぶやいた。
そう思ってドアを開けた、その瞬間。
目の前には──
ヒュニン。
ヒュニンはにこにこしながら頷く。
その時。
後ろから声。
振り向くと──
テヒョン。
もうバチバチ。
私はあたふたする。
その時。
また聞き覚えのある声。
振り向くと──
ボムギュ先輩。
ボムギュ先輩は笑う。
さらに──
ヨンジュン先輩。
そして最後。
スビン先輩。
家の前。
完全に 王子5人集合。
ヒュニンが私の腕を引く。
テヒョンも反対側を掴む。
全員の視線が私に集まる。
無理。
決められない。
私は思わず言った。
即答。
またバチバチ。
私は困ってしまう。
その時。
テヒョンが一歩前に出る。
結果──
また全員で登校。
ヒュニンはすぐ隣。
ボムギュ先輩が後ろから言う。
スビン先輩優しすぎる……。
その時。
ヒュニンがまた手を取る。
テヒョンも反対側。
また手。
ドキドキする。
周りの人がざわつく。
私は顔が赤くなる。
全然慣れない。
そして
学校到着。
私は思った。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。