楽屋の扉が閉まって、私はようやく息を吸い込めた。
あ、あれ?私、なんかやらかした?
急に声を荒げて、ふっかさんが手を握ってきた。
そう言った目黒が、ネットのコメントを見せてくれる。
よかった……………………ホントに、よかった………………!!
心が、じんわりと温かい。
なんか、すごく嬉しい。
名前負けしないように、精一杯頑張らなきゃ!
いつの間にか、佐久間くんが飲み物を持ってきていた。
そんな光景に、私もほほ笑みながらコップを手に持つ。
今日のライブで、私はたしかな成長を感じた。
思い描くトップアイドルに、光に、近づけた気がする。
でも、まだここで終わりじゃない。
SnowManとしての私の物語は、始まったばかりだ。
戦い続けよう。
私たちが奇跡を起こす、その日まで。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。