第4話

貴方が好きだから💕🐍
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2024/03/08 14:44
(なまえ)
あなた
あはは笑
(なまえ)
あなた
本当にハリーって面白い笑
(なまえ)
あなた
それに、クディッチでは大活躍で、あの人から生き残った男の子だし、かっこいいし、完璧だよねー!笑
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
や、そ、そんなことないよ笑///
(なまえ)
あなた
そんなことあるって!
(なまえ)
あなた
ハーマイオニーもそう思うでしょ?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
んー、完璧ってのは……どうかしら?
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
まぁ、すごいのは事実だけどさ
(なまえ)
あなた
いやー、私達、
自慢のお友達を持ったよね!
その瞬間、陽の光にきらめく金髪が視界に入った
それだけで、すぐに分かる。

マルフォイだ
マルフォイが、友達と楽しそうに話している
つい目が離せなくて……
その瞬間、マルフォイがこっちを見た
(なまえ)
あなた
っ……!
ついドキッとしてしまったが、マルフォイは二ィっと笑みを浮かべてこちらへ歩いてくる
その瞬間に私は理解する
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
よぉ、ポッター
マルフォイがみているのはいつもハリーだ
私を見てくれるのは、間に割って入ってハリーを守った時だけ
(なまえ)
あなた
なんなのよ!いつもいつもハリーにばっかり絡んで!
(なまえ)
あなた
どれだけ暇なの?マルフォイって
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
うるさいぞ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
ポッターにまとわりついて文句を言うことしか出来ない奴のくせに
(なまえ)
あなた
あら、貴方だってずっとハリーにばかり付きまとって、注目を得ようとしているだけのやつに見えるけれど?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
なっ!
私が、マルフォイからの注目を集めるためにはこれしかできなかった
もう疲れた、こんな恋、終わりにしてしまおう
だからこそ、私はハリーのことを好きになろうと努力した
だんだんハリーのことが好きになって、マルフォイのことも忘れていった


忘れられたと思ってた










だけど、そんなある日














ハグリッドが授業をした日







ドラコが襲われてしまいそうになった
(なまえ)
あなた
だめ!やめて!
咄嗟に体が前に出て、何故かマルフォイを守ってた
(なまえ)
あなた
きゃっ
私は、怪我をして、気が付けば医務室に運ばれていた
あと少しズレていれば死んでいたって言われた
正直、ゾッとしたわ
自分がそんなことになるなんて、思いもしなかったんだもの
(なまえ)
あなた
痛たっ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……大丈夫なのか?
(なまえ)
あなた
あ、マルフォイ
(なまえ)
あなた
お見舞いに来てくれたの?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あの時の鳥なら父上が何とかしてくれるって
(なまえ)
あなた
ちょっと、殺さないでよ?
私のお友達なんだから笑
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……そうか、なら父上に言っておこう
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
それでなんで、なんであの時僕の前に出たりしたんだよ
(なまえ)
あなた
それはっ……
(なまえ)
あなた
それは……
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……
しばらくの沈黙、気まずい空気が流れる
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
まぁ、お前なら誰にでもそうしてたか……
そんな沈黙を破ったのはマルフォイで
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
僕だけじゃないよな笑
どうして、そんな笑い方をするの?


声に出して聞いてしまいたい
どうして私の心をそんなに揺さぶるの
諦めはとっくについてたと思ってた
なのに、そんな顔されたら
(なまえ)
あなた
誰にでもする訳じゃないよっ……!
ついこんなことを口走ってハッとした
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
それって……?

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