第6話

あの時の… 初試合
210
2025/09/01 12:08 更新
あなた
それって…もしかして…
あなた
あの時の心理学者…?
私が来た時にいた男の子と一緒に精神病院から逃げた心理学者と思ったのだ
エダ・メスマー
覚えていたの?
あなた
いいえ…残念ながら
あなた
顔も覚えてないし名前も覚えてない
あなた
職業だけよ
あなた
あなたがあの時の心理学者ならエミールさんはあの時の実験対象なの?
エダ・メスマー
えぇ…そうよ
何処かで会ったことがあると思ったら精神病院のあの子だったらしい
あなた
そうなんだ…
あなた
元気に生きててよかったわ…
エダ・メスマー
ありがとう…
エダ・メスマー
記憶がなくなっている原因はわかっているの?
あなた
あぁ…それは投与された薬の副作用よ
そのことはエダが一番よく知っているはずだ
エダ・メスマー
やっぱりそうなのね…
エダ・メスマー
あの時はごめんなさいね…貴方まで助けられなかった…
あなた
いいのよ…私は厳重に保管されていたし…
そう、私は希少価値が高いとかなんかで逃げ出せないように厳重に警備がついていたのだ
エダ・メスマー
だけどあなた…どうやって逃げたの?
あなた
それは…
あなた
エミールとエダが逃げたあとに入ってきた研究員のひとが逃がしてくれたの
あの子の名前はやっぱり思い出せない…
エダ・メスマー
そうなのね…
エダ・メスマー
その子のことは覚えているの?
あなた
いいえ…残念ながら
あなた
それがこの荘園に来た理由でもあるの
エダ・メスマー
そうなのね…
その後いろいろなことを話した
エダとエミールが精神病院から逃げた後何があって荘園に来たのか
この荘園ではなにをするのか
ゲームのルールはなにか
などのことだ
長く話していたからか窓を見ると少し明るくなっていた
時計を見ると4時だった
エダ・メスマー
あら…長く話しすぎちゃったわね
エダ・メスマー
そろそろお暇するわ
そう言ってエダは部屋から出ていった
私も今日のために少しだけでも寝ることにした
エミリー・ダイアー
あなたの下の名前…あなたの下の名前…
あなた
…ん…?
エミリーの声がする
エミリー・ダイアー
起きてあなたの下の名前
私は静かに起き上がった
もう8時になったようだ
あなた
おはようエミリー…
エミリー・ダイアー
おはようあなたの下の名前
エミリー・ダイアー
早速だけど朝ご飯を食べたらゲームに行くわよ
エミリー・ダイアー
エダから説明はされたんでしょう?
あなた
えぇ…大体はわかったわ
エミリー・ダイアー
あとは実践あるのみよ
エミリー・ダイアー
私は今日のゲームは一緒じゃないから頑張って
あなた
うん
そんなことを話していたら食堂についていた
私は誰も座っていない空いているテーブルの席に座った
朝食を食べているとナワーブがきた
ナワーブ・サベダー
あなたの下の名前…隣いいか?
あなた
…どうぞ
私が了承するとナワーブは隣に座ってきた
ナワーブ・サベダー
その…昨日はなんか悪かったな
あなた
気にしていません
あなた
忘れてもらって結構ですよ
ナワーブ・サベダー
そういやぁ今日のゲーム、チームが同じだな
ナワーブ・サベダー
よろしくな
最悪だ…
あなた
…足を引っ張らないようにしますね
私は朝食を食べ終えて食器を片付けるとゲームの準備室に向かった
エミリーからもらったゲームチームのメンバーの書かれた紙を見ると
傭兵、詐欺師(怪盗)、探鉱者、機械技師
と書かれていた
エミリー・ダイアー
あなたの下の名前
何故かエミリーが準備室に入ってきた
あなた
エミリー…どうしたの?
エミリー・ダイアー
よかった…間に合ったわね
エミリー・ダイアー
ナイチンゲールからあなたの衣装が届いていたのよ
エミリー・ダイアー
ハンターに説明して少し待ってもらっているから衣装室で着替えてきなさい
あなた
はぁ…
言われるがままに私は衣装室に入った
衣装室にはトレイシーがいた
あなた
!トレイシー
トレイシー・レズニック
あっ!あなたの下の名前だ!
トレイシー・レズニック
同じチームだね!よろしく!
あなた
えぇ…よろしく
トレイシー・レズニック
もう少しで試合始まっちゃうけどどうしたの?
私は今までのことを話した
トレイシー・レズニック
そうなんだ!
トレイシー・レズニック
じゃあまた後でね!
トレイシーは衣装室から出ていった
私も…早く着替えなくては
着替え終わるとその衣装は既視感があった
私の師匠からもらった初めての仕事着だった
黒いタキシードの少し普段着に近づけた服に師匠がくれた銀時計が腰辺りにかかっている
あなた
懐かしい…
懐かしかったが懐かしさに浸っている場合ではないと思い、準備室に戻った
準備室に戻り、目の前にあった準備完了ボタンを押すと目の前にガラスのようなものが現れ、パリーンという音とともに割れた
周りを見渡すとそこは工場のようなところだった
取り敢えずエダから教えてもらった暗号機を探すことにした
あなた
見つけた…
私が見つけた暗号機を解読していると
トレイシー・レズニック
「ハンターが近くにいる!」
というトレイシーの声が聞こえた
トレイシーがチェイスをしている間に解読していた暗号機を解読し終えると
トレイシー・レズニック
「注意!ハンターがターゲットを変換した!」
トレイシー・レズニック
「あなたの下の名前!逃げて!」
どうやらトレイシー追いからターゲットを変換して私を追おうとしているらしい
あなた
「了解!私から離れてちょうだい!」
しかしなんで私の位置がバレたのか不思議だったが私の特性だった
心臓がドクッドクッと鳴り後ろを見ると少しだけシルクハットのようなものが見えたような気がした
念の為反対方向に逃げているとあまり前を見ていなかったからか壁に衝突してしまった
あなた
痛っ…
ジャック
おやおや新サバイバーさんですか…
声のする方を見ると巨大な大根が立っていた
あなた
あっ…
ジャック
大丈夫ですよ新サバイバーさんがいるなら優鬼になりましょう
ジャック
あなたのお名前は?
あなた
あなたの下の名前よ…よろしくね大根さん
ジャック
ピキッ
何故だろう…大根さんは怒っているようだ
ジャック
…気が変わりました貴方だけ吊ります
あなた
えぇ…
距離が近かった為60秒しかチェイス出来ずに椅子に括り付けられてしまった
あなた
話と違うじゃないの大根さん
ジャック
💢私は大根じゃありません!ジャックです!リッパーと呼ばれていますが
あなた
リッパーさんね
ナワーブ・サベダー
「解読中止!助けに行く」
救助はナワーブらしい
ナワーブ・サベダー
あなたの下の名前!大丈夫か?
あなた
なんとかね
ナワーブ・サベダー
リッパー…お前最初の試合なんだからせめて優鬼してくれよ
ジャック
この方が悪いんですよ!私のことを大根などと言うから!
ナワーブ・サベダー
だいこ…フッ…
リッパーが笑ったナワーブを殴ろうとしたが大振りの攻撃は効かず、無傷救助で私は救助された
椅子から解放されると服が変わった
私の怪盗のときの仕事着だった
怪盗キッドのような服にモノクロ
そしてやはり銀時計
ジャック
へぁぁぁ
懲りずにリッパーは私を攻撃しようとしてきたが私の特性
隠れ身で見えなくなった私をリッパーが見失っていた
ジャック
へぁぁぁ?
あなた
フッ……
なんだへぁぁぁ?って
ジャック
そこですね!
あなた
痛っ…
しまった…笑い声でバレたのか…
ナワーブ・サベダー
「なにやってんだよ!」
あなた
「ごめん!」
ジャック
逃がしませんよ!
リッパーが放った斬撃をマントで受け流しながら後ろを向くとだいぶ距離が縮まっていた
あなた
痛いのは…嫌いなのよ!
私は仕込みナイフをリッパーに投げた
ノートン・キャンベル
「ナイチェだぞ!あなたの下の名前!」
あなた
「なによ!昨日のこと忘れてないからね!」
ノートン・キャンベル
「悪かったよ!」
無線から聞こえてくるはずのノートンの声がすぐ近くまで聞こえてきた
ノートン・キャンベル
あなたの下の名前!
声のするほうを見るとノートンが私に丸いなにかを投げようとしていた
あなた
は?なにそれ!?
トレイシー・レズニック
「暗号機寸止め完了したよ!」
ノートン・キャンベル
磁石でお前とリッパーを離すから俺のほうに走ってこい!
確かに私の怪盗のときの特性は他のサバイバーと行動すると強かったな…
あなた
わかったわ!
磁石が発動されようとされている音なのかキュイイインという音がした
リッパーと離れるなら前に進むのかと思ったら何故か後ろに引っ張られた
あなた
えっ!?はっ!?
わけもわからずリッパーに引き寄せられ攻撃を食らってダウンしてしまった
あなた
ノートン…お前ぇ!
ノートン・キャンベル
すまん!磁石の電極失敗した!
ジャック
ノートンさんありがとうございます
私がリッパーに風船に括り付けられそうになるとウゥーンと言う音とともに私は立ち上がることが出来た
ノートン・キャンベル
通電だ!あなたの下の名前!こっちこい!
私は立ち上がった瞬間にリッパーに仕込みナイフを投げ、その場を離れた
あなた
まったく…死ぬかと思ったわよ…
ノートン・キャンベル
わりぃわりぃ
そのままリッパーは私たちに追いつけず、4逃げした
おまけ
対戦後
ジャック
くっ…結局逃げられてしまいましたか…
ジャック
せめて対戦後チャットで大根と言ったことを訂正させねば…
あなたの下の名前さん大根といったこと訂正してくださ…
ジャック
ん…?
〈詐欺師〉チャットからログアウト
ジャック
ジャック
へぁぁぁ!?
その後リッパーは発狂しまくったという(笑)
文字数多くなって申し訳ない

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