第7話

試合後 弁護士の訪問
186
2025/09/24 01:00 更新
その後私は部屋に戻った
あなた
はぁ…ひどい目にあった…
あの磁石暴発男が…
死ぬかと思った…
あなた
…これを続ける…?
命がいくらあっても足りない
ただゲーム内で死んでも現実では死なないらしい
あなた
だとしても痛いな…
殴られたとしても痛いものは痛い
精神的にくるやつだな
エダ・メスマー
あなたの下の名前?いるかしら?入ってもいい?
エダの声がした
あなた
どうぞ入って
私がそういうとエダが部屋に入ってきた
エミールさんを連れて
あなた
あら…今日はエミールさんも一緒なのね
エダ・メスマー
えぇ…
エダ・メスマー
エミールも顔は覚えていないらしいけど貴方のことを覚えているようだったから
エミール
…やっぱり…ミジャーだ…
ミジャーとは私の実験対象のときの名前だ
なぜミジャーなのかはわからないが精神病院の主の趣味とかなんとかいっていた
あなた
…エミールさんはあの時の人なのね
エミール
…覚えて…るの?
あなた
いいえ…残念ながら…
エミール
そう…
あなた
全くというわけでもないの
あなた
なにを話したのか
あなた
雰囲気
あなた
性別
あなた
これらのことははっきりと覚えているわ
エミール
そっか
エミールさんの顔が少し明るくなったような気がした
エダ・メスマー
エミールも昔から知っている人だからかあなたの下の名前と話すのは平気なようね
エミール
うん…あなたの下の名前は大丈夫…
エダ・メスマー
よかったわ
なんとも微笑ましい光景だ
あなた
二人はもしかして付き合っているの?
エダ・メスマー
えっ?
エミール
!?!?
ふたりとも動揺しているようだ
エダ・メスマー
いや…ねぇ…?
エミール
…うん…
エダ・メスマー
それは秘密でお願い
これは確定だろう
あなた
ふふっ…わかったわ
隠れてこのカップルをみるのも悪くないかもしれない
あなた
ふたりとも今日は試合はないの?
あなた
試合があるならそろそろ時間だと思うのだけれど…
試合の時間は決まっている
エダ・メスマー
えっ!もうそんな時間かしら…
あなた
えぇ…あと十分ほどかしら
エダ・メスマー
大変!急がないと!!
その後エダはエミールを連れて部屋から出ていった
エミールが部屋から出る時に手をふってくれた
あなた
さて…
一気に静かになった
今日はもう試合は入っていない
何をしようか…と考えていると扉がノックされた
あなた
どうぞ開いてるわ
私がそう答えると誰かが入ってきた
フレディ・ライリー
…
出っ歯さんだった
あなた
あらあら出っ歯さんじゃないですか
フレディ・ライリー
誰が出っ歯だ
あなた
出っ歯は出っ歯じゃないですか
フレディ・ライリー
…
図星らしい
黙り込んでしまった
あなた
まぁ取り敢えず座ったらどうです?出っ歯さん
私が近くにあった椅子を薦めると案外大人しく従った
フレディ・ライリー
…感謝する…それと私の名前はフレディだ
あなた
わかりましたフレディさんですね
何処かで聞いた気がするが気のせいだろう
あなた
それで?今日はどのようなご要件で?
初日以外に顔をあわせたことがなかったため、何故フレディさんが私の部屋に来たのか見当もつかなかった
いや…少しばかりは心当たりがあったが…
フレディ・ライリー
…
なかなか喋らねぇなこいつ
あなた
…フレディさん?
フレディ・ライリー
…お前…私のなにを知っている
意外だった
いや…予想通りだったのかもしれない
あなた
別に…なにも?
私は含みがある笑いをしながらそう言った
実際のところ最初の自己紹介の後、気になっていろいろ調べたらいろいろ出てきたのだが…
教える義理はない
ただ…このネタで脅すのも面白いかもしれないな…
そんなことを考えているとといきなりフレディさんが立ち上がった
フレディ・ライリー
嘘をつくな!お前…あの事を知っているんだろう!?
あなた
あらあら…そんなに大きな声をあげたら人が集まってしまいますよ
あなた
あなたもあのことは知られたくないでしょう?(笑)
フレディ・ライリー
ぐっ…
頭は悪くないようだ
フレディさんは大人しく席についた
フレディ・ライリー
…お前が私のなにを知っているかはこの際どうでもいい…
フレディ・ライリー
ただ…ひとつ頼みがある
フレディ・ライリー
その事は誰にも他言無用で頼む
やっぱりか…
過去のことを知られたら嫌がらせを受けるか軽蔑ぐらいはされるだろうからな
あなた
いいですよ
フレディ・ライリー
本当か!?
あなた
ただしひとつ条件が
ただでそんな約束をしてやるものか
フレディ・ライリー
…なんだ?
あなた
いついかなる時も私の味方をしてください
あなた
まぁ…他のサバイバーが私を避けるようになった場合…
あなた
あなたは避けずに味方でいろと言うことです
フレディ・ライリー
…わかった…
あなた
では契約成立ですね
あなた
他に要件は?
出来れば早くでていって欲しい…
フレディ・ライリー
…いや…ない…助かったありがとう
驚いた…
お礼が言えたのかこの人
バタンという音と共に扉が閉じられた

プリ小説オーディオドラマ