第2話

#2
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2026/01/09 07:00 更新
ー繁華街ー

松村北斗
松村北斗
やっぱ休日だから人多…
松村北斗
松村北斗
慎太郎はぐれないでね
森本慎太郎
森本慎太郎
北斗
松村北斗
松村北斗
ん?
森本慎太郎
森本慎太郎
手繋ごうよ
松村北斗
松村北斗
あぁ。……え?
森本慎太郎
森本慎太郎
…だめ?
松村北斗
松村北斗
いや……繋ごう笑

慎太郎はさらっとこんなこと言うから調子が狂う

俺は少しはにかむ慎太郎の手を強く握った

そうすると慎太郎も同じ強さで握り返してくる
森本慎太郎
森本慎太郎
これではぐれないでしょ?笑

やっぱ慎太郎のこの笑顔が大好き

俺まで笑顔になれて心が一気に満たされる
松村北斗
松村北斗
あ…あれ慎太郎が気になってた家電かな?
森本慎太郎
森本慎太郎
えほんとだ!
森本慎太郎
森本慎太郎
あのメーカー好きなんだよね〜

慎太郎の好きな家電店が信号を渡ってすぐ横にあった

慎太郎はうきうきで信号を待っている
松村北斗
松村北斗
(可愛いな…笑)

ふと、慎太郎の後ろに背丈の高い男が歩み寄った

後ろに並ぶにしては距離が近い気が…

俺は腕を引っ張って慎太郎を少し前に寄せた
森本慎太郎
森本慎太郎
ん?どうかした?
松村北斗
松村北斗
ううん…ちょっとね

俺がそう小声で言う内に信号は青になった

慎太郎は特に気にせずに歩き出す
松村北斗
松村北斗
(…気にしすぎかな)

あと三歩ぐらいで横断歩道を抜けそうだ

俺は何となく安心して息をついた
松村北斗
松村北斗
(………ん?)








不意に慎太郎の指が俺の手から離れる
松村北斗
松村北斗
慎太郎?

俺が声を掛けると慎太郎は今にも気絶しそうな顔だった
松村北斗
松村北斗
慎太郎?大丈夫?
松村北斗
松村北斗
体調悪い?

慎太郎は方向感覚を失って、道路一直線に倒れた

信号はとっくに赤だ

一台の車が止まる気配もなく俺らの方に向かってくる
松村北斗
松村北斗
待って慎太郎っ!!!
松村北斗
松村北斗
危ない!!!
俺は必死で慎太郎に覆い被さった


ドンッ‼︎‼︎‼︎‼︎

松村北斗
松村北斗
慎太郎……慎太郎、
森本慎太郎
森本慎太郎
う……

慎太郎の頭から血が流れる

俺は泣きながら何度も何度も名前を呼んだ
松村北斗
松村北斗
お願い返事してっ…慎太郎……!!

次第に俺の頭からも血が流れ始めた


松村北斗
松村北斗
(やば……意識が…)

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