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第33話

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2025/08/11 03:38 更新
 🦌 .
 🦌 .
 どれがいいかなぁ〜 
(なまえ)
あなた
 ……… 
 なんやかんやで二人で装飾品店へやってきた.

 鹿野院様はニコニコとしながら,
 私に何かあげようと色々な商品を見ている.
 🦌 .
 🦌 .
 わっ,この耳飾りとかどう !? 
 🦌 .
 🦌 .
 それともこういうのが好き !? 
(なまえ)
あなた
 えっ…,えっと… 
 ヤバい…,

 どういうのがいいのか分からない.

 どれも素敵なアクセサリーだし,

 どれも高価そう….

 正直私みたいな人に似合わないんじゃないかな….
(なまえ)
あなた
 ぁ…,あの…, 
 🦌 .
 🦌 .
 んー? 
(なまえ)
あなた
 やっぱり,こんな高価な物, 
 頂けませんよ….
(なまえ)
あなた
 それに,私には
 こんな綺麗な物 … 
 🦌 .
 🦌 .
 … よし !! 
 🦌 .
 🦌 .
 決めた !!
 あなたの偽名にはこれが似合いそうだし 
 🦌 .
 🦌 .
 買ってくるね !! 
 鹿野院様は私の話を聞かずに,

 アクセサリーを取って購入してしまう.
 🦌 .
 🦌 .
 はい,これ.
 いやいや…,

 はいこれ,…じゃなくて… !!


 こんな物いただけない.

 大して関係が深いわけじゃないのに…。
 🦌 .
 🦌 .
 … 受け取ってくれるかな ? 
(なまえ)
あなた
 そんな…,頂けませんよ… 
 🦌 .
 🦌 .
 … ちなみにどうして ? 
(なまえ)
あなた
 … 私達はまだ出会って日が浅く, 
 関係もそこまで深くありません
(なまえ)
あなた
 高貴な身分でもない私が
 こんな立派な物,…頂けませんよ 
 そういうと,

 鹿野院様は笑顔を保ったまま,

 ピタッと固まる.
 🦌 .
 🦌 .
 … あなたの偽名ちゃん.
 口を開いた時には,

 彼は真剣そうな顔をしており,

 じっと私を見つめていた.
 🦌 .
 🦌 .
 確かに,僕と君はそこまで
 深く関わったことは無いよ 
 🦌 .
 🦌 .
 でも 僕は君と
 仲良くなりたいなって思ってる.
 🦌 .
 🦌 .
 それに,君に何か贈りたいと言ったのは 
 🦌 .
 🦌 .
 僕自身であって,
 君が言ってきたんじゃない 
 🦌 .
 🦌 .
 それに,関係の浅い人に
 贈り物あげてはいけない, 
 🦌 .
 🦌 .
 なんて法律,探偵である僕でさえ, 
 一度も聞いた事ないけどなぁ…? 
(なまえ)
あなた
 … ぐぅ… 
 それもそうだ.

 何も言い返せない.

 でも,だからと言って受け取るのは
 違うのではないだろうか.
 🦌 .
 🦌 .
 … まだ躊躇う気〜 ? 
(なまえ)
あなた
 … そ,そもそも… ,
 なんで私なんかに… 
 🦌 .
 🦌 .
 う〜ん …
 なんだろう … 
 🦌 .
 🦌 .
 初めて見た時 ,
 僕の中で , こう… 
 🦌 .
 🦌 .
 ビビッ!!って来たんだよね 
 ニコニコとした顔で ,

 思い出すように顎に手を当てる.

 優しいそよ風が,

 桃色の花弁を乗せて運ばれてくる.
 🦌 .
 🦌 .
 僕の好奇心とか,
 そういうのが電流になって 
 🦌 .
 🦌 .
 全身に駆け巡る感じ.
 🦌 .
 🦌 .
 … ストレートに言おう.
 🦌 .
 🦌 .
 君は謎だらけだ 
 🦌 .
 🦌 .
 秘密に満ち溢れてるような,
 知らない に溢れてるような.
 🦌 .
 🦌 .
 僕はあなたの偽名のことがもっと知りたい 
 🦌 .
 🦌 .
 だから,仲良くなりたい 
 🦌 .
 🦌 .
 そういう理由.僕の頭が,
 君の謎を解明したいって言ってる 
 🦌 .
 🦌 .
 ね?ちょっとだけ,
 僕の謎解きに付き合ってよ 
 彼は申し訳なさそうに笑った.

 私は何も言えなかった.



 彼の手には私に贈ろうとしていたであろう
 装飾品が乗せられており,

 差し出すようにこちらに向けている.

 私は悩んだ.

 この人は私を探っている.
 仲を深めるのは危険だ.

 … でも,彼ならば,分かってくれるのかもしれない.


 鳥が羽ばたき,風が少し強く吹いた頃,
 私はそれを受け取ることにした.


 私の頬の隣にキラキラと綺麗な耳飾りが付けられた.

 お久しぶりです.
 勉強辛いです😭

 現実逃避にこんにちはしました👊

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