マジカループ学園での生活が始まった
まず朝7時には絶対起床
🚨ブーッブーッ🚨
これが本当にうるさい
そして仮にアラームが鳴らなかったとしても…
📻<ジジ…おーい!トーカちゃぁん!
日暮さんが無線で起こしに来る
直接来ればいいのに、お隣なんだから
でもこの説明してた時に日暮さん凄い楽しそうだったし、無線機という事に特別感があるのだろう
確かに普通じゃこんな事しないもんな
いつもこんな事を思いながら流れるように学校の支度をする
魔法少女の寮、名付けて魔法寮は
食堂、銭湯、トイレ、広場と共同スペースがいくつかある
食堂は毎朝8時に来る、という暗黙のルールがある
大抵、
私が来る頃には日暮さんと八雲さんがいる
そしてその後から、
迷伊先輩と小悪魔先輩、それと…
と、小悪魔先輩に背負られてる如月先輩が来る
如月先輩は意外にも寝起き癖はあまり良くないらしく、いつもあんな風に小悪魔先輩におんぶしてもらいながら食堂に来る
そして何言ってるかも分からない
そして最後に来る時間ギリギリなマイペースの人達
八雲さんはちらっと見るけど基本的に挨拶は返さない
一人で誰とも最低限は関わらない、孤独な一匹狼だ
依存体質な私はその凜とした姿に憧れる事がある
でも、寂しくないのかなとは思う
まぁ、だからと言って声をかける勇気は私には無い、けど。
魔法少女科と言ってもずっと戦う訳じゃない
普通に授業も受けるし実技もする
他に違うことと言えば、魔法学というものを授業で学ぶ様になった事だ
とはいえ、これは普通科でも学ぶことだけど
魔法の歴史「魔法史」、魔法の扱い方「固有魔法学」、魔法を使い慣らす「魔法実技」など…魔法学だけでも結構ある
魔法学中心って訳じゃないけど1日2回以上はやる
そんな今日は魔法史だ
よく安曇先生はこうやって何かと自己肯定感を上げるような事を言う
なんでかは分からないけど、嬉しいのは嬉しい
時が流れ、魔法はわずか極1部の人間だけが知るものとなり、公にはファンタジーとして扱われるようになった
知らないだけで、今日もどこかで魔法少女が世界を救っている…らしい
聞いてみると衝撃的なことばかりだった
やっぱり世界は広い…いや、
自分の世界が狭すぎたのか
魔法史を受けるといつもそんな事を思う
そして魔法少女科は「魔法少女 アワー💫タイム」というグループでいつも戦う
近年突如として現れた、地球外生命体を倒す為に
いつも決まった時間に現れるのでその時間までに備えて待つ
その頃にはみんなすっかり魔法少女の姿だ
🚨🚨🚨🚨🚨🚨
全員がそう声を上げ、あっという間に現場へ行ってしまった
私はと言うと、みんながモンスターを倒しに立ち向かう背中を眺めている
ここに来て6日ほど経つが、まだ早いという事で戦闘には参加許可されていない
いつも戦闘に向かうみんなを見送る日々である
先生は満足気に言う
私にはまだこの意味はよく分からないけど、
その安曇先生の姿は聖母のように美しく、そして何よりも暖かく見えた__。
日が暮れる頃くらいにみんな帰ってくる
それでみんなもう普通の姿に戻ってる
その日の夜 無線にて
📻…

























![[ 参加型 ] *.· Magical School .*](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/4ff7351818b256da27b3a66a4dd699910e89d803/cover/01KB7JBCKVAT6SXKBS5W6D338Y_resized_240x340.jpg)



編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。