第10話

君に一目惚れ
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2025/11/11 12:58 更新
ボールが落ちた瞬間、あなたちゃんの顔が一瞬歪んだ。





涙を堪えてたんやと思う。





試合終わって、みんなで廊下歩いてた時。






「北さん」




北「どうしたん?」






「……ありがとうございましたっ」





北「1人で全部やらせてごめんな。いつもありがとう。」




「いえ、」





北「でも、やっぱり悔しいなぁ」






「…っ」





北「どや、俺の仲間凄いやろってもっと皆に言いたかったわ」






「……北さん、」





治「言ってくださいよ」




侑「孫の代まで自慢できる後輩になりますから。」






北「それは楽しみやな」





「北さん、試合中何回か笑ってたよ」




北さんが階段降りたの確認して、あなたちゃんが言う。





侑「え」



「ベンチにいた時、見てたけど。」




治「まじ、か」




「うん。でも、ほんとに見ててワクワクする試合やった。」





力強く言うから、悔しくて堪えてた涙も、ポロポロ出てきた。





「また、来年もみんなでワクワクする試合して欲しい」





ふわっと笑ったその笑顔は、多分2年も1年も多分、忘れられへんと思う。






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