第11話

君に一目惚れ
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2025/11/11 13:39 更新
俺らの代になって、最初の練習で、キャプテンが俺で、副キャプテンが、サムになった。





そこそこの成績も残せたし、全国も行った。





そして、卒業式が近づいてきた。





角名「へえ、じゃあ、あなた、東京の大学なんだ?」




「うん、結の後押しもあってな〜」




そんな声が聞こえて、俺は高校卒業したら、すぐプロになる予定やし、関西から出る予定もない。




あの後、別に進展もあるわけもなく、俺の好きって気持ちだけが成長しとった。






銀島「ほんまに言わんの?」




侑「言わんよ。俺は、遠距離とか無理やし」





そうは言ったけど、やっぱりこの気持ちが薄れることなんてきっとないんやと思う。





多分ずっと好きで、ずっとあなたちゃんに恋しとると思う。





銀島「そんな好きなんやったら、言えばええのに」




侑「好きやから言えへんねん」




銀島「そおか、」




その後何にも言わん銀に、ちょっと安心した。





卒業式が来て、2人で写真撮ったけど、別に何も言わんと、何となく連絡も続いとる。







そして、数年経ったある日、サムが店を出したって言うことで、地元に残った銀と顔を出しに行った。






治「いらっしゃい」




とりあえず、注文して、2人で久しぶりに話す。





銀島「あ、人呼んでええ?」



治「おん、増える分は別にええよ」





侑「えー、知っとる人にしてやー」




銀島「知っとる人やないと呼ばんって」






しばらくして、ガラガラとドアが開き、振り返ると、大人になったあなたちゃんがおって。






銀島「あなた昨日帰ってきたらしいねん」




治「就職はこっちにしたんや?」





「うん、学ぶのに特化したのが、東京だっただけなの。就職は、地元で考えててん」




そう言って、俺の顔を覗き込んだ。





「久しぶり、侑くん」





侑「お、おん、久しぶり」




顔を見ると、ああ、あかん、好きがあるれる。




キモイかな、高校の入学式から、一目惚れして、ずっと今も好きとか。





グッと堪えた。





侑「大人っぽくなったな」




「ねー。」




侑くんは、何食べてるん?って聞かれて、トロのやつと言うと、私も食べたいって。






治「おん、ええよー。」




銀島「あなたは久しぶりなん?」





「一方的に、侑くんは見とったよ」




侑「え?」





「東京で試合ある時は見に行っててん。出る日をな、友達がMSBY追いかけてるから、付き添い…というか、侑くん見たくて」





ゴクリと喉がなって、ああ、これは掌で転がされてる?それとも、気があるん?




へーそうなんや、と2人が流しながらも、その会話はそこで終わった。







いや、なんで終われんねん!!??




終始気になってしゃーなかったわ!!!!





はあ!?侑くんが見たいからって!!??




ええ!!??なんや、すきなん!?




いや、好きやろ、絶対!!!!!




侑「…この後、飲み直ししやん?」



「…ええよ?」






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