第14話

011 ー fw side ー
1,318
2026/03/26 14:01 更新






























   



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 なんか今日湊くん
飲み足りなく無い〜 ?
 fw
 にゃは , いつも通りやで 

 fw
 というか姫大丈夫?
めっちゃ酔っ払ってるけど
.
 んー , 湊くんにお家
まで着いてきて欲しいかも♡

 fw
 ごめん , 今日用事入っててさ 
 fw
また今度予定あったらどう? 

.
 もー , 絶対なんだからね ! 









  軽く笑顔を返し暖色の飲み物を喉に通す

  もちろんアルコールではない。

  アルコールのような味がする

  ちょっとした飲み物だ , 酒に詳しくないと

  このからくりには気づかない




  奥から視線を感じ ,

  姫に挨拶をしたあとヘルプの子と

  席を代わってもらう




.
 不破くんお疲れ様

 fw
 あ , おつかれさまーっす 

.
 今月も売上伸びてるわね 





  そう言ってボードを見る。

  

  1位とは行かないものの , 着実に

  順位を伸ばしているのは確かであった






 fw
 … そろそろどうすか 
.
 まぁ , あとちょっとと
言ったところかしら








  ‪”‬ あとちょっと ‪”‬

  数ヶ月前から変わらない物差しの単位


 

  この人達が俺を離したくないのは一目瞭然だ




  別にこの仕事が嫌いではない。

  むしろ向いていると思う。





  けれども , 知名度が上がる度

  自分の身が危険に晒されるのも事実だった









 fw
 あ , 2番テーブル入ります 
.
 今夜もよろしく頼んだわ 







  そう言われたもの , 俺の頭の中には

  これからどうしようかという言葉が頭に並ぶ














































.
 あ , えっと ....





  脳内で繰り返される驚いたその表情




  昨日 , キャッチをしていた時に見つけた

  可愛らしい女の子 。



  声をかけるとそれが同級生だったのだ

  それも , 友達の ‪”‬ お気に入り ‪”‬




  いよいよ学校関連の人にもバレると

  マズイと思った







 fw
 そろそろ言わんとやんな ー 






  そして今日 , 辞めたいと伝えようと思っていた



  もちろん一筋縄じゃ行かないと思っていたが ,

  まさかガラの悪い大人に

  連れていかれるとは思っていなかった






.
 おい , お前辞めるとか言い出したんだろ? 
.
 借金肩代わりして貰ってんのになぁ? 
.
 1学生に何ができんだ?
世の中に情報ばらまいちゃうぞー??








  そしてそのまま壁に肩を強く打ち付けられる

  どうやら逃がす気はないらしい






 fw
 ( まぁ今は適当に飲んで置いて
 あとでどうするか考えるのが1番か )






  そう思って返事を返そうとした , その時だった


  急に視界が引っ張られる感触がした







.
 _____ この人 , 私の連れなので!! 
 fw
 え , ちょ !? 







  そしてそのまま後ろから聞こえてくる怒声も

  お構い無しにどんどんスピードを上げていく



  何も状況は変わっていないのに ,

  彼女の先導する姿が心を

  照らしてくれたように感じた














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