第2話

点字ブロックって大事
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2024/03/13 13:00
あなた
…ん、、どこ、ここ…
目を覚ますと真っ暗だった
あなた
…私、死んで…それで……
あなた
まず出るか、
重い扉を開くとそこには、小さい灰色の猫みたいなのが居た
???
ふなっ?!何でもう起きてるんだゾ!!?
あなた
え、な、何?!
あなた
耳が、青い?
???
バレたらマズイんだゾ、逃げろー!!!
あなた
えぇ?!ちょ待ってよ!!
あなた
ここどこ〜、
あなた
点字ブロックも無いし、手すりも無いし…
取り敢えず壁に沿って歩いてるけど、怖いし長い
顔をしかめれば狭い範囲だけ見えるけど、それをずっとするのも疲れるし、点字ブロックって大事
あなた
てか、長いな
壁を頼りに歩いていたら向かい側の人とぶつかってしまった、

点字ブロックがあればこんな事防げたのかな
あなた
おゎっ、!!
???
おっと、、
???
すみません大丈夫ですか?
あなた
あ、は、はい…
???
大丈夫ならいいんですが、貴方何年生?
あなた
え、な、何年生?
何それ私分からないよ?
???
2年生でもこの顔は見た事ないですし…1年生?
あなた
あ、多分…1年生です
あなた
あ、てかそれよりさっき、灰色の猫みたいなの見ませんでした?耳が青くて
???
猫?式典の会場に猫は禁句のはずです、それより早く戻ってください!
あなた
…いやここ、どこですか……
あなた
前の人生で、目やらかして見えなくなって…
???
見えないのですか?なら、僕に掴まって一緒に来てください
貴方の場所が分かったら苦労してないよ!!
取り敢えず、手伸ばしとくか






手を伸ばしたらね、ムニって感触がしたんだよね
あなた
……アカンやつか
???
…そこは僕の胸ですけど、
???
最初から僕が掴めば良かったのか、すみません
と、丁寧な口調の人は手を繋ぎ案内してくれた
あなた
あ、貴方のお名前は?
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
僕はアズールと申します、アズール・アーシェングロット
あなた
アズールさん…アズール…どっかで聞いた事あるな、

















あなた
お母さん!ツイ____ドの3章読んで!!
ホントに3章好きだね〜
100年前、私たちの世界とは違う、異世界がありました
そこにあるナイトレイブンカレッジの生徒にアズール・アーシェングロットという生徒がいた、
あなた
アズール!!!
あなた
あぁ!!昔話の名前と同じ!
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
昔話?
あなた
ツイ…なんちゃらの3章に出てくる契約の人!
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
契約って、何故僕のユニーク魔法を?!
あなた
顔が良く見えんな…
顔をしかめると同時に私は顔を近づけた
白い髪に前髪のうねり、薄いメガネと口元のホクロ この人は本のアズールにそっくりだった
一時期ガチ恋してたな〜
???
アズールそこで何をしているんだい?
???
それにその子、見ない顔だね
あなた
え、あ、はい!
ボヤっとしか見えないけど赤い人?
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
おやおやリドルさん、私はこの方に道案内をしているんですよ
あなた
リドルって、ツイなんちゃら1章のリドル・ローズハート!?
あなた
ユニ魔は、首をはねろオフ・ウィズ・ユアヘッド!!
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
な、なぜ君は僕のユニーク魔法をスラスラと?!
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
リドルさんは忙しいのでそこまでにしといてあげてください、リドルさんも遅れたらダメですよ
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
あ、あぁ…ちゃんとその子を案内してあげるんだよ
ガチで??ツイなんちゃら来ちゃったの?!

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