第23話

23, 実力と経験
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2026/03/28 06:52 更新











(なまえ)
あなた
しゃらくせぇ…ッな!!!




ゴウッ!!




貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
バカが、





あなたの偽名 (カタカナで)がハルバードを大きく振るう
相手からすればとても単調な一振りで避けるのはとても簡単、それに加えて反撃をすることができる



あなたの本当の名前 (下の名前でおk )は当たる直前であなたの偽名 (カタカナで)の眼前に迫り、黒い刃を向ける







(なまえ)
あなた
……っはは、






自身に向けられた刃が眼を切り裂こうとしたその瞬間


あなたの偽名 (カタカナで)は不敵な笑みを見せる




貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
( コイツ……!! )




ザシュッッ!!!!



2人の間に赤い飛沫が飛ぶ

あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の目が見開く。余程驚くような事が自身の目の前で起きたのだろう。

しかし目の前にいるのはあなたの偽名 (カタカナで)、ただ一人だ。


あなたの偽名 (カタカナで)の頬に飛沫が数滴飛ぶ、だがあなたの偽名 (カタカナで)は笑っていた






(なまえ)
あなた
…俺は、どんな手段もいとわないンだよ






その血飛沫はあなたの本当の名前 (下の名前でおk )のものではなく、あなたの偽名 (カタカナで)のものであり、彼は空いていた片腕で相手の刃を受け止めたのだ

あなたの本当の名前 (下の名前でおk )が硬直したその一瞬をあなたの偽名 (カタカナで)は見逃さない






(なまえ)
あなた
お前、わかりやすいな


あなたの偽名 (カタカナで)はあなたの本当の名前 (下の名前でおk )が太刀打ちできない間合いを"知っていた"。


貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
な、っ … !?

(なまえ)
あなた
いいねぇその顔ォ!!!!!



あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の顔に初めて焦りが生まれた。そしてあなたの偽名 (カタカナで)は高速の勢いでハルバードをあなたの本当の名前 (下の名前でおk )の胴体目掛けて振るう





ドシュッッッ!!!!








(なまえ)
あなた
…今の、躱せる訳ないよな?







その一撃はあなたの本当の名前 (下の名前でおk )の胴体に完璧に入った。

あなたの本当の名前 (下の名前でおk )はそのまま真横に飛ばされ、壁に勢いよく激突するだろう。豪華絢爛な城のシャンデリアは不安そうに揺れていた





貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
ゲホッ…… ッ、ぐ


彼の口から血が吐かれる。横腹を強く抑えているが血が滲んで来るだろう … しかし剣は手放さないようだ



激突の衝撃で出来た瓦礫が砂埃をあげる中、
足音がなる










(なまえ)
あなた
……お前の攻撃パターンなんざ、
知り尽くしてんの



その足音の正体はあなたの偽名 (カタカナで)だ。


ハルバードを担ぎ、あなたの本当の名前 (下の名前でおk )を見下ろす








(なまえ)
あなた
実力はスゲェと思わざるを得ないが…それでも俺には敵わない
(なまえ)
あなた
だが単純に考えたら俺が負けるわけが無いよな
(なまえ)
あなた
何故なら、俺はお前よりも数多くの修羅場を歩いて来ている
(なまえ)
あなた
経験はお前よりも多い自負はあるさ









あなたの偽名 (カタカナで)はクス、と微笑みながら…いや哀れんだ目、笑みを向ける。しかしその笑みはすぐに消えた






(なまえ)
あなた
この際言っとくぞ






















(なまえ)
あなた
お前みたいな"軟弱者"、ガキでも殺せる



(なまえ)
あなた
( ここで荒れてくれたらやりやすいんだが…… )
















貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
……、ふん






どうやらあなたの偽名 (カタカナで)はあなたの本当の名前 (下の名前でおk )の心を折ることを目的として敢えて図星となるような言葉を放ったらしい。

だが、その言葉はあなたの本当の名前 (下の名前でおk )の心に亀裂を生み出させる事は出来なかった。








貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
わかっているさ、そんな事











あなたの偽名 (カタカナで)の目の前で横腹を抑えて荒い息を吐くあなたの本当の名前 (下の名前でおk )の険しい顔が、一瞬にして最初に対峙した時と同じように、"自由"を失った目を持ったのだ。



そして、何事も無かったかのように腹から手を下ろし、倒れてもおかしくない状況であるのに立ち上がり、剣先を向けた。








貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
今更それを言われた程度で、
響く訳が無いだろう?







その目は鋭く、真っ直ぐあなたの偽名 (カタカナで)を見つめていた。そして彼が呼吸をすると同時に動き出した。あなたの偽名 (カタカナで)は既のところで気付き、咄嗟に防御の姿勢に入る。


しかし、あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の攻撃速度はあなたの偽名 (カタカナで)の反射速度を上回る。










ドスッッッ───!!!!!!





(なまえ)
あなた
が ぁ"ッ…!!!?





あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の一撃が完璧にあなたの偽名 (カタカナで)の横腹に突き刺さってしまう。勢いもあり、突き刺さった黒剣は貫通している。

あなたの偽名 (カタカナで)の来ていたシャツはみるみるうちに赤黒く染まっていくだろう。






(なまえ)
あなた
ッ"……く、、ぞ……



あなたの偽名 (カタカナで)は今の自分の力を全て使い、あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の手首を掴んだ。普通ならあなたの偽名 (カタカナで)の握力だと骨が折れてしまうだろうに、あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の手首はビクともしない。






貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
経験とは、大きな力…それは認める





(なまえ)
あなた
はぁッ……はぁ"ッ…!!


あなたの偽名 (カタカナで)の口元から血が垂れ、握っていた手が震えてくる。


しかし、同じ状況でもあなたの本当の名前 (下の名前でおk )は顔色ひとつ変えずにただ鋭い目であなたの偽名 (カタカナで)を捉え、口を開いた。


貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
だがな、今のお前の実力が着いて行けてないんだよ。
貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
それで、「 負けるはずが無い 」?
…ハッ……笑わせてくれるな
貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
今の自分の実力知っといてよく言えたモノだ。



貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
…いくら経験を積んだところで、それに見合う実力がなければ意味が無いって事はわかるだろう?




貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
そんなことにも気が付けないのか?





痛いほどの正論だ。これを言われたら何も言い返せない。


だが、そんな事はあなたの偽名 (カタカナで)も分かっていたようだ。







(なまえ)
あなた
は、ッ"…うっせぇなぁ……!





(なまえ)
あなた
んな事……分かってんだッ"…!!!!!









貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
ッ……!


血を吐きながらも発したその声は広く、重く響き渡る。そして、僅かにあなたの本当の名前 (下の名前でおk )の顔に冷や汗が浮かんだ。




(なまえ)
あなた
だが…俺はお前に負ける訳ない…
それは否定しないさ



あなたの偽名 (カタカナで)は再びニヤリと不敵な笑みを浮かべた。その顔にあなたの本当の名前 (下の名前でおk )は違和感を覚える…そして、あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の体に少しずつ"異変"が起き始めていた。


貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
なに、、?
貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
( それになんだ、力が…僅かだが入らなくなっている…? )



先程まであなたの本当の名前 (下の名前でおk )の剣を握る手はビクともしなかったのだが、何故か少しずつ震え出したのだ。握られたことによるものではない。



毒を盛られたのか?

いや、そんな仕草は無かった…では何故、、?




その思考が脳裏に過ぎる。剣を握る手が震えにより一瞬弱まった。先程のあなたの本当の名前 (下の名前でおk )には無かった出来事……その僅かな、一瞬の出来事が、あなたの偽名 (カタカナで)に一瞬の隙を与えたしまったのだ。








(なまえ)
あなた
…余所見してんじゃッ……ねぇ"よッ!!!!



その隙をあなたの偽名 (カタカナで)は逃がさない。


死に物狂いで掴んだ物を離すほど、優しくはない。







ゴッッッッ──!!!!!!!



貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
ぐッ……!!!?







放ったのは強烈な頭突きだ。それをモロに食らってしまったあなたの本当の名前 (下の名前でおk )の意識は半分飛かけ、そして剣も引き抜かれ、後方に飛ばされる。


しかし流石は近衛兵と言ったものだろうか、、、


貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
くそ、ッ"……何をしたッ……!!?





今の一撃を受け、額から血を流しても尚ふんばりを効かせ、立っていたのだ。

しかし、頭突きの衝撃で脳が揺れた。その為足がふらつき、剣にも震えが伝わるだろう。






(なまえ)
あなた
はは、俺はなーんもしてないぜ?…だが、、"怪我をした事がほぼ無かった"おぼっちゃまには分からないかもなぁ?




あなたの偽名 (カタカナで)は刺されていても、ポーカーフェイスを崩さない。そのままハルバードを持ち直して構え、勢いよく踏み込んだ。



貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
ち、ィ"ッ…!!!!




迫り来る鋼の刃に迎え撃つかのようにあなたの本当の名前 (下の名前でおk )も近衛の剣を構える。






ガキンッ ─!!ギリッ!!!





刃同士が重なり合い、互いの肉を削いでいく。しかし優劣は既に着き始めていた。






(なまえ)
あなた
どうしたよ、さっきまでの余裕はどこ行ったんだい!!




貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
ゲホッ……ッ"、く、!!!






あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の攻撃速度は見る見るうちに落ちていく、しかしあなたの偽名 (カタカナで)は依然として攻撃速度をあげていた。そして、あなたの本当の名前 (下の名前でおk )の剣も、体も悲鳴を上げ始めている。









貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
( 不味い、前が見えない…視界がぼやけて…  )







(なまえ)
あなた
…は、ッ……ゲホッ…

(なまえ)
あなた
( まずいなー…俺もやべぇかも、、 )



だがそれはあなたの偽名 (カタカナで)も同様だ。

剣を引き抜かれた為抑えられていた血が一気に噴き出したのだ。このままでは出血多量で失血死する…。














ならば、、、










(なまえ)
あなた
( この一撃で……終わらす!! )
貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
( この一撃で終わらせる…! )


























(なまえ)
あなた
ふーッ…………










(なまえ)
あなた
「 激刺突・樹木撃 」










あなたの偽名 (カタカナで)は今までに無いほどの踏み込みを見せた。それはあなたの本当の名前 (下の名前でおk )でも見えない程の勢いだ。だが、あなたの本当の名前 (下の名前でおk )もタダで受けるということは毛頭ない。

あなたの偽名 (カタカナで)のハルバードの槍先が襲い掛かると同時にあなたの本当の名前 (下の名前でおk )も自身の剣術の技を放つ。






貴方の昔の姿
貴方の昔の姿
"     "











あなたの本当の名前 (下の名前でおk )はあなたの偽名 (カタカナで)の一撃をギリギリまで惹き付け、そしてそのまま首を狙い、剣を奮った。

黒い刃はあなたの偽名 (カタカナで)の目には紅い刃となっていた。だがそんな事は関係ない。

























ドシュッッッッ─────────!!!!!!!






























ぬし
今回はここまでです!
ぬし
次回は「 次世代への導 」です!
ぬし
それではまたお会いしましょう
ぬし
バイなら〜!

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