第4話

M × K × N 「 きっと叶わぬ恋だから。 」①
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2024/09/25 09:22 更新




⚠︎︎ 駿佑 × 恭平 × 謙杜


⚠︎︎ 学生パロ







謙杜side



桜が舞い散る、春。


もうすぐで俺たちは高校を卒業して。


それぞれ、大学や就職などで忙しいこの時期。

長尾謙杜
ほんなら、撮るで〜、!!
俺たち3人組、


俺、恭平、みっちーの幼なじみ3人で撮る、最後の写真のタイマーをセットして。


あと、3秒。
道枝駿佑
長尾、腕組もうや、笑
高橋恭平
あ、ずる〜、笑
長尾謙杜
3人で組めばええやん、笑
なんて、3人で話していたら、


いつの間にか写真が撮れていて。
道枝駿佑
俺と長尾がイチャついとる……、笑
長尾謙杜
ほんまや、、笑
たまたま撮れた写真は、みっちーが俺と腕を組んで、


1人で驚く俺の姿。


少し離れた先には、恭平が半目で立っていて。
高橋恭平
俺、ぶっす、、笑
道枝駿佑
ほんまに、半目はあかんやろ、笑
長尾謙杜
もっかい撮ろうや、笑
3人で笑いながら、


また、俺はタイマーをセットして。


2人が手を伸ばしながら俺を呼ぶ姿を見て、


俺は笑顔でそこまで走って。
長尾謙杜
半目はやめろよ、笑
高橋恭平
うっす、!!
道枝駿佑
でゅふふ、笑
なんて、3人で肩を組みながら、


カメラに向かって、俺たちは笑顔を浮かべた。











長尾謙杜
この写真は〜、どないする、?
写真を撮って、すぐ。


塾があるみっちーと、部活がある恭平と、


何も無い、ただ暇な俺。


2人が急いでいる中、俺は1人ゆっくりと、写真を見直していて。
高橋恭平
捨ててええんやない?
俺半目やし、残したくないんよね、笑
長尾謙杜
確かに、半目はキツイよな、笑
なんて、急ぎめで話す恭平に、呑気に返事をして。


何より恭平が半目なんも、可哀想やし。


と思いながら、俺は写真のゴミ箱のマークをタップして


“ 写真を削除しますか? ”


赤文字で書かれたその文字を、押そうとした。


その時やった。
道枝駿佑
……、長尾、それ送ってよ。
俺の腕を強く握りしめて、写真を送れと言うみっちーの表情は、


何故か赤らめていて。
長尾謙杜
……、ええよ、?
初めて見たみっちーのそんな表情には、


本能的に逆らえなくて。


反射的に俺は、半目の恭平の写真をみっちーに転送して。
高橋恭平
ねぇ、俺半目、!!
なんて言いながらも、みっちーのことを優しく見つめる恭平は、


少しだけ、幸せそうな顔をして、みっちーの肩に手を置いていた。






道枝駿佑
じゃ、長尾またな、!!
高橋恭平
謙杜、また明日!!
長尾謙杜
うん、じゃあね、!

気がつけば、時刻は6時。


2人とも、慌てて部屋を出て。


廊下が足音と2人の騒ぎ声でうるさくなって。
長尾謙杜
……、うるっさ、
なんて、1人で呟いたけど、


楽しそうに微笑みながら、玄関へ走る2人の姿を見て、


凄く心が痛くなった。


理由なんて、とっくに分かっている。








こんな感情が湧く理由はきっと、


俺が恭平に想いを寄せているからだろう。




















恭平side



さっきの腕組みなんて、


気にしない。ただの嫉妬。自分にそう言い聞かせて。


少し先を進むみっちーの背中を追いながら、


俺は全力で、走ってはいけない廊下を走っていた。

道枝駿佑
恭平、めっちゃ半目やったな、笑
廊下を全力で走っている中、


少しも息を切らさずに笑ってくるみっちー。
高橋恭平
うるせ、笑
ほんまに、こんなに体力あんねやから、


バスケ部これば良かったのに。


なんて思う日なんて、毎日のことで。
高橋恭平
みっちーもバスケ部これば良かったのに、
俺は、急いでいるくせに、


足を止めて、みっちーにバスケ部に来て欲しかった。


と、呟いて。
道枝駿佑
……、
足を止めた俺の姿を見て、みっちーも足を止めて。


少し離れていたくせに、


わざわざこっちまで歩いて来て。
道枝駿佑
俺、ボールと共演NGやねん、笑
なんて、顔のめっちゃ近くで微笑むみっちー。


なんやねん、それ、笑


なんて笑いながら。


先を進み始めるみっちーの背中を追いかけて。
高橋恭平
……、同じ部活やったら、一緒に居れたのにな、
なんて、みっちーの姿を見ながら


そんなことを呟いて。







恋愛感情で、好きなみっちーの、


すぐそばで、近くで、


みっちーの好きな匂いの香水をつけるくらい好きな、


好きと言ってくれた髪型を毎日するくらい好きな、


何よりも大好きな、


みっちーの隣にいたい。それだけやった。
























駿佑side



本当は、気づいていた。


長尾が恭平のことが好きなことは。


きっと、恭平も長尾のことが、好きなんやろうな。


なんて、毎日のように思いながら2人の背中を見て。


そんなこと、ちゃんと分かっていたのに。
道枝駿佑
恭平、長尾、!!
高橋恭平
んー?
長尾謙杜
ん、どないしたん〜、?
2人が少しでも距離が近くなったら、


前にいる2人の名前を呼んで、距離を離れさせて。
道枝駿佑
いや、なんでもないっ、!!
用なんてないのに、2人の元へ飛びついて。


2人の間に無理やり入り込んで。


なのに2人とも、何食わぬ顔をしながら受け入れてくれる姿に、俺はきっと。


甘えてしまっていた。








道枝駿佑
長尾、腕組もうや、笑
本当は、狙って言うた言葉やった。


シャッターがあと2秒で落ちることを知って、


割と急ぎながら長尾の腕に俺の腕を突っ込んで。
高橋恭平
あ、ずる〜、笑
恭平がずるいと言うた時にはもう、遅くて。


長尾が3人で。と言った時には、俺は腕を離して。
道枝駿佑
俺と長尾がイチャついとる……、笑
一目散にスマホの場所まで走った俺は、


真っ先に長尾の驚いた顔を拡大して見て。


長尾や恭平が俺のそばに来る前に。


俺は1枚、自分のスマホを取り出して、
道枝駿佑
……、よし、
長尾の、拡大された顔の写真を撮って。
長尾謙杜
ほんまや、、笑
長尾が顔をぬんっとスマホの近くに寄せてきた時には、


少し焦ったが、俺がたまたま触っていたおかげで拡大された画面は元のサイズの写真に戻って。


少し安心していて。
高橋恭平
俺、ぶっす、、笑
呑気に俺たちの元へ歩いて、自分の顔面を拡大する恭平からは、何故か俺が好きと言った匂いがしたけれど、


長尾と俺の距離が近いことの方が気になって。


少し顔の角度変えればキスできるのに、!!なんて、考えながら。
長尾謙杜
もっかい撮ろうや、笑
なんて、カメラのタイマーをかける長尾のことを、


先にさっき写真を撮った立ち位置に行った俺と恭平で、


こっち。と、呼び寄せた。










半目やから。という理由で消されそうになった写真は、


なんとかゲットすることが出来て。
道枝駿佑
ふふ、恋人みたいやな、♡
恭平と別れたばかりの俺は、


もう夕焼け空が広がる空の下、スマホの画面を見ながらニヤニヤして。
道枝駿佑
……、2人で、撮れるかな、//
2人で、写真を撮れるか。なんて1人で妄想して。


少しだけ、顔に熱が集まるのを感じて、


手で顔を扇ぎながら、長尾の驚く顔を再び見て。










長尾が、俺だけのものになってくれればな。


なんて、また妄想して。


美人な女優さんよりも、恭平よりも。


誰よりも大好きな長尾ことを考えながら、


俺は1人で夕空の下を、長尾の写真を見ながら歩いていた。















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こちらのお話、もちなり🍡🍡の裏垢でのお話になります、😖💞


是非読んで下さると嬉しいです、✨️




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