第64話

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2026/05/11 06:00 更新












  山田利吉side









































山田利吉
……連れて行かれたか
竹谷八左衛門
一体どこに…
鉢屋三郎
…おそらくタソガレドキ城だろう
鉢屋三郎
殿が気にかけていると言っていたし


























  今彼女を取り返そうと城に乗り込んだとしても
  忍術学園とタソガレドキ城の関係が悪くなるだけ





































































山田利吉
( 打つ手なし、か )

































  決して諦めたわけではないが
  何もできない自分に腹が立った






























































































立花仙蔵
…利吉さんはどうして天女を気にかけているのですか





















  静まり返った空間で、立花くんがそう言う



























































山田利吉
…私は






















  私は彼女に助けられた










  彼女がこの場にいなければ
  確実に死んでいただろう














































  だが理由はそれだけではない

















































































山田利吉
私には彼女がただの子供に見えるんだ

























  天女とはかけ離れた、“ フツウ ” の女の子に。













































山田利吉
5年生もそうだろう?
尾浜勘右衛門
…はい
久々知兵助
彼女は俺たちの恩人です
久々知兵助
天女なんかじゃない



























  真っ直ぐな目でそう言った


















































































山田利吉
…とまあこんな感じだが
山田利吉
無理に信じろとは言わないよ



















  彼女はそれを望んでいないだろうし、と呟く



















































山田利吉
とりあえず一度学園に戻ろう
山田利吉
話はそこからだ



















  そうやって、忍術学園へと歩を進めた










































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  No side








































  時は進み、大正時代



























  鬼が最も活発に動き出したと言われている時代



















































竈門炭治郎
あなた、元気かなあ…
我妻善逸
もう何週間も会ってないもんね…






















  無期限の長期任務に駆り出された柱のことで
  ここ数週間の話は持ちきりだった
























































嘴平伊之助
何を心配することがあるんだよ
嘴平伊之助
アイツは強ェから大丈夫だろうが
竈門禰󠄀豆子
むー!!
竈門炭治郎
伊之助…!大人になって…!
我妻善逸
感動してる場合か!!





















  「正気になれ!!」と竈門炭治郎の頭を小突く















































我妻善逸
痛ッッてえな何だこれ石かよッ!!!
竈門炭治郎
俺は昔から石頭なんだ!
我妻善逸
ああそうですか忘れてたよ!!
我妻善逸
にしても硬すぎだろ!!!

































  人間の頭の硬さではないだの
  人体の構造がおかしいだの





  よくわからない方向に話が進んでいるが
  
  ここで一つ、我妻善逸は大切なことに気がつく
































































  
我妻善逸
…煉獄さんの遺書、いつ持って行くんだ?
竈門炭治郎
…ああ




















































  __________炎柱、煉獄杏寿郎

























  いつも明るく大勢に慕われる性格で
  加えて面倒見がいい




























  そんな彼の、柏木あなたに向けた手紙を
  竈門達は預かっている
























































竈門炭治郎
来週あたりに持って行こうと思ってるよ
竈門炭治郎
ちょうど任務が落ち着く頃なんだ
竈門炭治郎
よかったら善逸達もどうだ?
我妻善逸
俺はいいけど…
嘴平伊之助
俺様も行ってやるぜ!!
竈門炭治郎
ありがとう!頼もしいよ!
































  こうして3人(+1人)の室町行きが決まった
































































我妻善逸
( …何も抱え込んでないといいけど )























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