第8話

「 帰ろう 」
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2024/08/27 06:07 更新
うり
……………、あー
今日一日で色んな事起こりすぎだろ……w




うり
これからどうしようか……………


俺が今まで暮らしてたのはシェアハウスで、九州にある家に戻るなんてのは家にたどり着く前に俺が死んじまう。




………………………………いや
うり
もう、いっそ…………………………
















​───────死んだ方が、楽になれるのかな








うり
……………………………………




風が心地良いな




俺の心なんてこの風に吹き飛んじまいそう




この涼やかな風の中で息の根が止まってしまったら




どんなに良いだろうか。




軽く、弾む足取りで




天国に行けるだろうか。




何かを叫びたがっているこの声も




綺麗な風に掻き消されていくのだろうか。




そうなったらどんなに楽に生きれるだろう




もう何も気にしないで良いような




素晴らしい世界の中で、生きられたなら
うり
何もかも、やり直したい


何で

どうしてだよ

どうして信じてくれないんだよ

俺じゃないって何回言えば信じてくれんだよ

騙されないでと

疑わないでと

何度願っただろう

そんな思いも

俺を繋ぎ止めてくれた彼らの声も

一体どうして

俺は信じられないの?

惨めすぎるじゃないか

弱4年間の絆が、こうも簡単に解けていってしまうなんて

そう思うのは俺だけなのか?

結局皆、それだけの友情だったのか

なぁ

なあ

この行き場の無い悲しさはどこに置いてくれば



俺は皆を捨てて生きていけるの



























​───────ふと、誰かの暖かな腕の感触がした







???
やっと………………見つけた、ッ





























ゆあん
うりッ……………………
うり
っあ………………
ゆあん
ごめん、ごめんごめんごめん
ゆあん
ごめんな………………………………
うり
ゆあ……くッ
ゆあん
もうやめろ………何も考えなくていい


本当にさ


お前って昔からそうだよな


自分は悪くないのにさ


すぐそうやって、誰かに謝罪の言葉を吐いちまう


本当に本当に


子供みたいで


余計にお前に迷惑は掛けたくないんだ



うり
俺は​───────
ゆあん
考えなくていいって言ってるだろッ……………………
ゆあん
どうせ…お前の事だからまた俺が子供だとか思ってんだろ
ゆあん
でもな、うり
ゆあん
俺からしたら……………今のお前の方がよっぽど子供だ
うり
は、……?
ゆあん
お前そんな………泣きそうな顔ばっかしてる奴じゃ無いって
ゆあん
すぐ下を向くような奴じゃ無いって知ってるよ……………
ゆあん
そんな事さえ、今のお前気付けて無いじゃねえかよ………
ゆあん
そんなの、俺と何も変わらねえよッ…
うり
……ッ、お前の方こそッ
ゆあん
考えるなって…………………………ッ
うり
もう……何だよ……………お前が俺に考え事させてんだろッッ
ゆあん
ちげーし…お前の方だろッ………………
うり
もう…………良いって………………
ゆあん
嫌だ嫌だ嫌だッッッ……………………
ゆあん
絶対……ッ離してやんねえから…………ッ!!!



MOB
何あれ………喧嘩?
MOB
失恋でもしたのかな…………………




ゆあん
え…………………
うり
………………………………
うり
ふはっ…………
ゆあん
うり………お前ッ、笑って……ッ…
うり
ほんとにもう…………何なんだよ
うり
お前のせいで変な勘違いされちまったじゃねーかよ…………
ゆあん
はッ…………お互い様だし……………………
ゆあん
……………………ふっw
うり
……ははっ…………w
うり
やっぱ俺、お前には適わねぇ…
うり
PVPとかめっちゃ得意だしさ………
うり
皆から異様な信頼を受けててさ………………
うり
………いるだけで、周りが
うり
お前を推してくれているリスナーさん達が……………………
うり
元気をもらって……………………
うり
何もかもが、俺とは違う……………




ギュッ





ゆあん
そんな事ないよ
ゆあん
お前だって、いつも皆に元気を与えてた
ゆあん
皆変わっちゃったよな
ゆあん
昔はさ、お前の言葉ひとつひとつで笑えてたのに
ゆあん
何処かの誰かに、急に奪われた
ゆあん
正直言ってガッカリだよ
ゆあん
だから俺もこうする事にした。









〝 彼 奴 ら が う り を 信 じ る ま で 、 俺 は 彼 奴 ら を 信 じ な い 〟






ゆあん
だって………………
ゆあん
何もしてない人間が傷付くなんて…そんなのおかしいだろ
ゆあん
きっとなお兄ももふくんも、同じ考えだと思うよ
ゆあん
安心しろ!俺は絶対にお前を見捨てたりしないから
うり
ッッッ………………!!
ゆあん
ニコッ


ああ



優しいな



お前さ



俺の事気遣って



〝 大 丈 夫 〟



その言葉だけは言わないようにしてくれてるんだろ




俺がまた




塞ぎ込んでしまうと知っているから



ゆあん
なぁうり………………………
ゆあん
帰ろう・・・
うり
俺なんかが帰ったって誰も喜ばないさ
ゆあん
そうかな?俺はお前が居ないと喜べないけど
うり
お前だけじゃどうにもなんないよ……
ゆあん
俺だけ、だったらな
ゆあん
でも生憎、今はなお兄ももふくんも。うりだっている
ゆあん
お前がいるだけで俺ら3人が笑顔になれるんだよ
ゆあん
そんな最高な奴、俺は中々知らない
うり
…………………やっぱ、お前にゃ適う訳ねえわ
うり
行けばいいんだろ、行けば………………
ゆあん
うん……………俺の我儘に付き合ってくれてありがとな
うり
ううん。俺の方こそ………心配掛けちまってごめん
ゆあん
はい、お前もうそれから謝るの禁止な
うり
はぁ!?んだよそれ…………
ゆあん
はいはい、それじゃ帰るぞ

















































うり
………………………ありがとう



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