もしもし、あなただけど。
お兄ちゃん?
明日の予定のために、
アメリカにいる兄に電話する。
おっ、あなた?どしたー。
明日行くよー?
ありがとう(笑)あのね、高校の友達が
パーティーするって言うんだけど…
行ってもいい?
そう言うと思ったから。電話した。
でも男だよ?部活の友達。
え?そう?ま、いーや。
あなたが男に取られない様にする(笑)
余計なことしないでね?
あ、お兄ちゃん。
んー?
お父さん大丈夫…?
うん、大丈夫大丈夫。むしろ良好に向かってるかな。
そっか、また時間ある時お父さんとも電話するよ。
そうしてあげて。
あ、明日の15時位には着けるようにするよ。
分かった。じゃあバイバイ。
迎えに行こうか?道分かんないだろうし…
んー、お願いしよっかな、◯◯駅で待ってるよ。
分かった。確かそこから近いし。
はい、じゃあね?
プレゼントも買ってくね?
楽しみにしとく。
バイバイ。
うん、バイバイ
と、言って電話を切る。
明日は電話が来るまで火神さんの家に来るなと言われたし、
普通に、寝る。
翌朝。
丁度全ての身支度を終わらせて少しテレビでも見ようと思ったころ。
プルルル、プルルル。
スマホが音を鳴らしてきた。
すぐに手に取ると、
はい、もしもし?
あっ!あなたちゃーん?
おはよ!たんおめ!
朝から元気で。おはようございます。
ありがとうございます。
あのさお兄ちゃん何時に来んの?
3時位だそうです。
大丈夫ですか?
うん!12時からお昼ご飯も含め始めるよ!てかもうね、火神と、氷室さんが張り切ってたよwww
そうですか(笑)分かりました。
あなたちゃん嬉しい?
どうしてですか?
声がいつもより元気そう(笑)
え、
高尾さんはこんなことにも気付いてくれる。
確かに凄く嬉しい。
誰かにパーティーを開いてもらうなんて
お兄ちゃん以外ないから。
少しウキウキしてるとも言える。
?
楽しみですよ。
ほんと!?じゃあさ、11時半くらいに迎えに行くね!
ありがとうございます。
待ってますね。
うわぁ!!絶対今あなたちゃん
笑顔だよねぇ!!見たいぃぃ、
今日きっとたくさん笑顔になりますよ。
ヤッタ!じゃあ迎えに行くから待ってて!
はい。では、
うん!じゃーねー!
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