第4話

招かれざる客
243
2020/08/05 16:03
ドンドンドン




グリム『こんな時間になんなんだゾ、お化けの奴らか?』






あなた『こんな時間に誰だろう?』






エース『.........オレ、エース。ちょっと中に入れてくれない?』








あなた『どうしたの?』








エース『オレ,ハーツラビュルには絶対に戻らない。今日からここの寮生になる』








グリム『にゃに~~~~~!?』







グリム『その首輪って,オレ様が入学式でつけられたやつだゾ』







あなた『なんでそんなのつけてるの?何かしたの?』






エース『タルト食った』






あなた『え?タルト?』





エース『そーだよ、それだけ』





説明中





あなた『.........』






グリム『どっちもどっちなんだゾ』






エース『たかがタルトを盗み食いしただけで魔法封じされるのはおかしくねぇ?』





あなた『う~ん...まぁそうだけど』





エース『心狭すぎじゃね!?』




グリム『ハッ!もしかして......パーティー用かもしれないんだゾ』





あなた『誕生日とか?』





エース『誕生日ィ?』





あなた『だとしたら怒るもの当然かも』





エース『オレ,あなたなら絶対に寮長が横暴だって言ってくれると思たのに』






あなた『たしかに横暴だけど....』






グリム『先に盗み食いしたオマエも悪いんだゾ』






あなた『明日,謝りに行こう』





グリム『食べ物の恨みは恐ろしいんだゾ』





あなた『学園長からツナ缶もらってないしね』






エース『はぁ、分かったよ。謝ればいいんでしょ。......あなたが提案したんだから一緒に来いよな』






あなた『分かってるって、昼は用事があるから授業後ね』






エース『じゃ、とりあえず今日はどこで寝ればいい?』





グリム『オメー、本当に泊まる気か』





あなた『私たちの部屋以外どこも埃まみれなんだけど』






グリム『寝るなら自分で掃除しろ』





エース『ゲッ、掃除とか絶対ヤダ。~部屋に泊めてよ』





あなた『今日だけだからね』










朝 


ドンドンドン


エース『誰だよこんな朝からドアをドンドンするの......』






あなた『はーい、だれですか』





デュース『やっぱりここにいたか』





エース『ゲッ、デュース......』





デュース『ほかの寮生から話は聞いたぞ、寮長のタルトを盗み食いして首をはねられるとは...』





エース『寮長はまだ怒ってた?』





デュース『そうでもないが、少しイライラしている様子で起床時間を守れなかったやつが...』





あなた『首をはねられた?』




デュース『あぁ、3人程な』




エース『全然そうでもなくねぇじゃん!めっちゃ怒ってるじゃん!』




あなた『そろそろ学校行かないと』




グリム『どけどけ~今日からナイトレイブンカレッジの生徒であるオレ様のお通りなんだゾ』




あなた『グリム恥ずかしいからやめて』






グリム『ふふ〜ん,オレ様の首輪はオマエのと違ってカッコいいんだゾ』





あなた『昨日、バカにされたこと根に持ってる』





エース『ぐぬ~~オレが魔法使えるようになったとき覚えてろよ』





デュース『昨日学園長から騒ぎは起こすなと言われたばかりだろう...』




あなた『魔法が封じられてたら授業も受けられないね』




デュース『ローズハート寮長に謝りに行くべきだろう』




エース『くっそ~~~、納得いかねぇ』




昼休み



あなた『キングスカラー先輩のところに行かないと』




in 植物園
あなた『キングスカラー先輩どこですか?』





レオナ『ウルセェな』





あなた『先輩が来いって言ったんじゃないですか』





レオナ『そうだな』





??『レオナさーん』





レオナ『ウルセェのが来やがった』





⁇『いたいた、お昼買ってきましたよ…って君は』




あなた『こんにちは,あなたです』





⁇『監督生くんスね。俺は2年のラギー・ブッチっス』





あなた『ブッチ先輩はなんでここに?』





ラギー『ラギーでいいっスよ。レオナさんのパシリっスよ』





あなた『キングスカラー先輩,自分で買わないんですか?』





ラギー『そうなんスヨ,ずっと寝てばっかりでそんなんだから留年するんスヨ』





レオナ『ウルセェな,授業なんて退屈なんだよ』





あなた『留年⁉︎偉そうな態度なのに…』





ラギー『ブハッレオナさんはサバナクロー寮の寮長なんすよ』





あなた『そうなんですか。だから偉そうなのか』





レオナ『ほっとけ』





あなた『そういえば,寮長といえばハーツラビュル寮の寮長ってどんな人ですか?』





ラギー『リドルくんスカ』





レオナ『あのお坊ちゃんはルールに厳格だな』





ラギー『そっすね〜,ハートの女王の法律を誰よりも守ってますもんね,監督生くんはリドルくんとなんかあったんスカ?』







あなた『わ…僕はなんともないんですけど友達が………』





説明中


レオナ『ハッハッハそりゃおもしれぇな』





ラギー『さすがリドルくんスね』






あなた『それでその子がうちの寮に来てて』






ラギー『それがなんか問題あるんスカ?』





あなた『寮が古すぎて寝る場所が…』






レオナ『昨日はどうしたんだ』





あなた『取りあえず一緒に寝ました』






レオナ/ラギー『はぁ!?』





あなた『なんですか?そんな大声で』





レオナ『お前,女なんだから男と寝るなよ』






あなた『ちょっ……キングスカラー先輩内緒って言ったじゃないですか』





レオナ『こいつは気付いてる』




あなた『え?なんで?』





ラギー『あ〜昨日君が寝てる時にここに来たっス』




あなた『えぇ⁉︎ラギー先輩も気づいたんですか?』


あの香水効果ないじゃん




ラギー『そうスッネ』





あなた『頑張って隠してたのに、気づいてたならもっと早く言ってくださいよ』
 




レオナ『おい、そんなことよりお前今日は絶対そのお友達とやらとなるなよ』





ラギー『そっスよ!監督生くんは危機感なさすぎっス』





あなた『?…分かりました』




(レオナ/ラギー『絶対分かってねぇな/ないっス』)





レオナ『ふぁ〜オレは寝る』





あなた『じゃあ,私帰りますね』





レオナ『お前は抱き枕だ』





あなた『えっ?ちょっとキングスカラー先輩⁉︎』




レオナ『ウルセェ,寝れねぇだろ』





あなた『ラギー先輩助けて!』





ラギー『シシシッ頑張るっスネ』





あなた『薄情者!先輩!まだ授業あるんですけど!』





レオナ『そんなもんサボればいいだろ』




初日だからサボれないんですよ





先輩が寝たら勝手に行けばいいか






































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