帰ろうと思いつかさくんに背を向けて歩き出す
あ!
忘れてた!
なんでだろう?
いつも居るのに
明日だけ居ないんだ、、、
それでも行くけど!1人で放送室、ちょっと行ってみたいし
つかさくんは軽く手を振って校舎に戻って行った
【放送室】
【次の日】
今日もいつも通り授業が終わった
私は放送室に向かう。
つかさくんは今日はいない
それだけがいつもと違う
放送室【着】
よし、じゃあ始めますか!!!
大量のお菓子の袋を放送室に広げる
いやもちろん、1人で食べようとはしてないよ?
つかさくん来るまで待とうと思ってね!
来たら一緒に食べるの!
つかさくん、何が好きなのかわかんなかったから
とりあえずいっぱい買ってきたら
買いすぎた、、
溶けやすいチョコ類から食べよ、、、
なんか高級感あったから買ってみたけど、
あんまり見たことないチョコなのよね、、、
パクっ
なんか噛んだ途端に中から液体が、、
苦い、、、まずい!!!
とりあえず飲み込んだ
はぁ、、あと何粒が入ってるけど
やめとこ、、、
一方つかさ
ヒュルルッ
黒杖代があまねと呼ばれた少年に飛んでいく
つかさの横にいる桜が額に手を当ててため息をつく
黒杖代の動きがピタリと止まる
寧々を守るように立ちながらつかさを見る少年
寧々のカバンを指さす
ふるふると首を横に振るつかさ
寧々は首を傾げて自分のカバンを見る
キーホルダーのチェーンをゆらゆらと揺らしながら
そのキーホルダーはあなたの下の名前、葵、とのサンコイチだ
黙っていた少年が急かすように口を開く
つかさは指いじりしながら
コホン!と1回咳払い
少年が口を開く
花子と呼ばれた少年は納得いかないという表情をする
その時、遠くでフラフラと歩く人影
するとその人影は急に走ってくる
ものすごい速さで走ってきた人影は花子に抱きつく
なぜかヘロヘロなあなたの下の名前だ。








































編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!