第9話

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2021/02/20 06:55 更新
光一の体から魂が飛び出し、光一はその場にうずくまった。

悟兵士💂
光一
剛王子
光一様!
アンナ姫
光一!
みんなが光一王子に駆け寄った。
光一王子
う・・・あっ・・・。つよし・・
アンナ・・・悟・・みんなどうしてここへ
光一王子の魂はもとに戻ったみたいだ。済んだ瞳になっている。
剛王子
よかった、光一様・・・
つよしは、光一王子の手を取った。
光一王子
( ゚д゚)ハッ!虎は?虎はどこにいるんだ!
みんなの中に虎隊長の姿だけない。
光一王子
虎は俺を助けようとしていたんだ。あいつ・・・俺を助けるために・・・・
それにここは・・・
悟兵士💂
光一様、落ち着いてください
光一王子
悟、お前を傷つけたのは俺だろ?つよし、お前もだ。
二人は、矢で傷を負っている。
剛王子
光一様、わたしたちは大丈夫です
虎隊長の姿をした魔女
はい、この通り
光一王子
あの神殿で、俺かわ意識を失いかけたとき、彼の・・・虎の声が聞こえたんだ。だけど何者かの力で・・・・
剛王子
と言うことは、虎様はあの神殿に?
アンナ姫
そうだわ。わたしも、その神殿で声を聞いたの。彼はそこに閉じ込められているって。なんども私に光一を助けろって
光一王子
虎がそんなことを・・・・・
アンナ姫
虎は、私と光一のことをはじめから祝福してくれていたのね
光一王子
アンナ・・・すまない・・・
アンナ姫
いいの。それより、虎を助けなきゃ
光一王子
あぁ、そうだな。でも、どうやって・・・
剛王子
光一様。どうか、この剣をお使いくださいませ。
つよしは、先程光一をもとに戻した剣を渡した。
光一王子
つよし・・お前が私を助けてくれたのか?
剛王子
光一様への恩返しです!【聖なる剣】。その剣は、その名の通り、光一様をもとにもどしてくださいました。
光一王子
ありがとう。礼を言うよ。これから、一緒に来てほしいのだが・・・だめか?
剛王子
しかし私は隣の国の者。これ以上迷惑は・・・
光一王子
君の国のことはもう大丈夫だ。仲間もすぐ戻るだろう。いまは、協力してくれないか?頼む。お前しかいないのだ
剛王子
・・・はい、私で良ければ
光一王子
あぁ、頼むぞ?悟、お前、傷は大丈夫か?
悟兵士💂
はい、なんとか。
光一王子
これから城へ戻る。きっと普通じゃない。お前はアンナとレイカを守ってくれ
悟兵士💂
はい、かしこまりました
光一王子
よし、急ごう
その頃、虎隊長の姿をした物の怪はさっきの聖なる剣により、怯んでいた。


神殿に着いた光一王子と、つよし王子。
光一王子
虎!どこだ!どこにいるんだ?待ってろよ!俺が必ず助けてやるからな!
剛王子
光一様!あそこ
神殿の奥に、巨大な水晶が置かれている。
魔女
ふふふ、もう遅い・・・この神殿にはわたしの呪いの魔法が、掛けてある。おまえたちには解けるはずがない。この男は一生この中に閉じこもるのさ
剛王子
光一王子
光一と、つよしは、強いバリアに弾かれてしまった。
光一王子
解けるさ。いいや!解いてみせるさ!俺を助けてくれたのは、虎の魂だから・・虎!聞こえるか?
光一王子は、声を振り絞って、叫んだ。
虎隊長
光一・・・・無事だったのか?
弱々しく虎が答える。
光一王子
虎、お前が俺を助けてくれたんだろう?アンナと俺のことを認めてくれて・・・。だから、今度は俺がお前を助けるから!
虎隊長の姿をした魔女
ふん、バカめ。なぜお前たちは助け合おうとするのだ
虎の姿をした物の怪は化け物へと変化していく。
光一王子
それは人を信じているからだ!言っただろう?呪いを解いてみせると!
光一王子は、短剣を取り出し、エンブレムがか描かれた中心に突き刺した!!
すると不思議な光を放ち、虎は神殿にかけられた呪いから解放され、巨大な水晶から出てきた。

そして魂は、彼に戻っているのだが、彼はその場で倒れてしまった!!
光一王子
虎!
剛王子
虎様!
倒れた虎のそばにより、
光一王子
しっかりするんだ虎!
レイカ姫
虎!
アンナとレイカも駆けつけた。
光一王子
アンナ、れいかも下がっていろ!ここは、危険だ
剛王子
虎様を閉じ込めたのも、操っていたのも・・・
俺の国を荒らしたのもあんたやろ!
つよしは、少し怒りながら
剛王子
なんで人間にこんなことするんや!
虎隊長の姿をした魔女
人間は、我々をバカにする。私の孤独など誰も理解してくれぬ。おまえたちも私と同じ孤独や苦しみを味わえばよいのだ
光一王子
そうじゃない!お前の呪いは・・・いや、呪いというより魔法はいつも人をむすびつける。本当は仲間に入りたいのではないか?《人》として生きたいのではないか?」
虎隊長の姿をした魔女
何を馬鹿なことを
光一王子
人の涙や、笑いに本当は触れたいのではないか?
虎隊長の姿をした魔女
・・・・・!
魔女の邪気が少し緩んだように感じた。
光一王子
そうなんだろう?正直に答えるがいい。俺たちは、逃げないで聞くから
レイカ姫
そうよ!わたしもお兄ちゃんの言うとおりだと思う!つよしに掛けられた呪いは、私の涙で元に戻ったのよ?」
剛王子
そうや。人間の涙は温かいで?人間でよかったって思ったわ
光一王子
人を愛するとは、苦しいこと・・・時には譲らなきゃいけないこともある。それでも俺は人間として生きていきたい・・・・
全員
守るべき人がいるから
そんなみんなの一人ひとりの言葉に・・・、そして、声を揃えた最後の言葉に魔女はしばらく無言になり・・・・・
虎隊長の姿をした魔女
お前たちのようなものに、この私が心を動かされるなんて・·・・
光一・・・その剣で、、わたしを突きなさい
光一王子
えっ?
虎隊長の姿をした魔女
そのけんで私を突けば永久に消える。そして私は、森の守り神として生まれ変わる。
光一王子
神として?本当ですか?!
虎隊長の姿をした魔女
私の運命だ。こうなることは、知っている
光一王子
それでも、生まれ変わるなら!!
虎隊長の姿をした魔女
お前たちの意思は、たしかに私の心を癒やしてくれた。礼を言う。
光一王子は、天使の羽で作られた剣で、彼を・・・(虎の姿をした魔女)をつくと・・・不思議な光に包まれて消えていった。

本物の虎の傷もいつの間にか消えていた。
まわりをみると、嘘のように穏やかで明るく、美しい神殿に戻っていた。

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