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第11話

二人と光
_事故後 夏里のリビング_[莉海]

私たち両想いだったんだね…ごめんね。ごめんね。私も好きだよ。
涙が止まらなかった。気づくと夏里くんも声を必死に押さえながら泣いていた。
(陽姫)「ふっ…あ…ぁ………ぅぅぁ………あ……っ」
もう神様も太陽も夕日も味方はしてくれないんだね。私たち人間は都合いい時に都合いいことしか言わないから、わがままをいいます。
(莉海)「ひどい、です。こんなことになって。なんでなんですか…?」

二人ともしばらく泣いていた。届いているようで届かない、小さな二人の大きな想い。

(莉海)「私、悲しいよ。辛いよ。寂しいよ。だけど、誇らしいよ。君と出会えて。君を助けることができて。嬉しい。ごめんね。言いたかった。全部。ほんとうに今までありがとう。」
この想いは、伝わらない。けど吐き出しておきたかった。もう終わりなんだと。気づいたから。
(莉海)「ずっと泣いていても変わってくれない。変わらない。だから私は泣きながら歩いていくよ。だから…だから。一緒に泣きながら歩こう。」
そして莉海はオレンジ色の花びら1枚と共に光り散った。


部屋に太陽の光と可愛らしい花が水を煌めかせながら舞っていた。

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朱茶_見る専
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ακаηёと仲良くしてくれた人ありがとうございました! リアルが忙しくなってきて負担となってしまった為、小説投稿、プリ小説から離れます。
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