ドキドキしながら
カウンター奥のキッチンの方に視線を向けると
ラフな服装をしたグクが出てきた。
何事もなかったような顔してる。
たくさんのお皿を持って
テーブルの上に次々と並べていく。
ピザにマッククス、パスタ、生ハム、チュモッパまで。
パチン、とウィンクするソクジンさんに
思わず苦笑い。
…“出版社さん” なんだか
そういう呼び方をされると
胸がチクンと痛んでしまう
ていうか…ジョングクくんって呼んだこと…
根に持ってるよね?←
グクの視線を感じたけど、
無視してソクジンさんに微笑んだ。
まだどれも湯気が出てる。
調理後すぐに持ってきてくれたことに…感謝。
いろいろな角度から何枚も写真を撮り、
カメラチェック。
ソクジンさんにも見せて
OKをもらったので、
カメラをバッグに仕舞い込んで
改めて挨拶をする。
ペコッと会釈をすると
ソクジンさんも会釈をしてくれた
今日はインタビュー終わったら直帰のつもりだったから
時間はある。
…でもグクもいるってことが…。
ここは無難に断ろう。
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
……🦭
も、もうう!!
なんでこのタイミングでお腹鳴るかな?!ㅠㅠ
大嘘つきになっちゃうじゃん!←
は、恥ずかしい…!ㅠㅠ
穴があったら入りたいよ…!ㅠㅠ
ほんっっと…………
可愛くない男になったもんだね…?!
グクに向かってべっ!!と舌を出す。
だってこの間ソクジンさんが言ってたんだもん。
“ご飯おじさん” だって。
何かわたし変なこと言いました?ㅎ
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。