シュアside
11年前、俺は生まれて初めて好きな人が出来た。
一目惚れだった。
俺はただ早く自分の想いを伝えたかった、だけなのに、、あんなことになるなんて、、、。
11年前
~学校~
シュアside
今日から新学期、高2のスタートだ。
どうせ華のセブンティーンとか言うけど、俺には好きな人なんて出来ないんだろうなとかなんとか思いながら家を出た。
昨年同様1人で登校していると女子達からキャーキャー言われるから一人一人にニコッて会釈してたら疲れた。
早く教室に行って寝よっかななんて思ってると、急に後ろから
とか叫ばれながら抱きつかれた。
この声、この匂い、俺が入学した日から付きまとってくるあの人だ。
また始まった、
俺が付きまとわれている理由。そう、サッカー部へどうしても俺を入れたいみたいだ。
学校1の金持でイケメンでジェントルマンなシュア様。とか言われてて勝手にファンクラブとかも出来てる俺がサッカー部に入ることで、男しか来ない試合の応援席を華やかにするのが目的みたいだ。
わざわざ入らなくてもよい部活に、ましてや苦手な運動をするために放課後や休みの日を潰されるなんて、、
俺は家が大っ嫌いだ。が、部活なんかしなくても図書館とかで時間をつぶせる。
だからいつも断っている。
流石には今年は勧誘されないと思ったのにな、、
とか言いながらクプス先輩は俺に勧誘ポスターを渡し、走って去っていった。
もらったポスターを鞄にしまい新しい教室に入ると、同クラの女子共から悲鳴が上がり泣き出す者までいた。
2年目だからわかる。よほど俺と同じクラスで嬉しかったんだろな、、、また毎日この調子か、、、。
席表を見て1番後ろの窓側の席に座り眠りについた。
クプスside
はぁ、、シュア、また引き受けてくれなかったな、、、けどな俺は諦めんぞ!!
部長になった今、選手達を支え、やる気を出させるのが俺の仕事だ!
選手達に聞いたら、やる気=女ども らしいからとりあえず女子で応援に来てくれる人を増やさなきゃならない。そこに現れたのがシュア様や。
アイツをサッカー部に入れたら女子もついてくる、名案やと思わないか??
そして俺にはもう1つ部員集めという仕事がある。朝早くからきてビラ配るだけやけど、正直しんどいな、、
彼女とか、少なくとも好きな人とかいればもうちょい学校生活楽しくなるはずやのにな、、
そんなことを考えながら正門付近でビラを配り歩いていると、見つけてしまった。
俺の好きな人を。
またまた投稿期間あいてしまいました(*_ _)
急に書き方変わるやんとか短くない?とか思いましたよね、、、すみません。、ただいま自分に合った書き方を模索中でして、、しばらくこんな調子でいかせていただきます、、
クオズの過去のお話なので他のメンバーは多分出てこないんですが、後7話分くらい続くと思いますのでお付き合いください。
次章も読んでいただけると幸いです!
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。