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第1話

ち ょ っ と し た 昔 話 ,
183
2024/02/03 06:04
※ 夢主は道民ですが作者は道民では無いので違和感あるかもです 。 気にしないでください 。

  主はワールドトリガーアニメのみしか見てません 。 1周と見たいところだけしか見てないのでガバガバです 。
  ほとんど支部とネット知識で書いてます 。 ファンに処されそう 。

  捏造に捏造を重ねて捏造で煮込んで和えた代物 。 つまり捏造しかない 。

  これ書いた当時国近は北海道出身のスカウト組と思ってた 。((

  などを踏まえて大丈夫な人は見てください 。
昔から隠れんぼが得意だった 、 ─── 隠れんぼというよりその鬼だったが ─── どこに隠れていようが 、 何となくだがすぐにわかるのだ 。

ただ、異常な部分がひとつあった 。 目を閉じてても 、 何かしらで覆ってたとしても周りの状態が手に取るようにわかるのだ 。 なんなら寧ろ分かりやすくなった 。

生まれた頃からそうなので 、 特に気にしてなかったのだが小学生に上がり 、 成長して知識が増え人と触れるに連れて自分の異常さが浮き出てきた 。

まず集団が居るところに行くと 、 人で酔って吐くようになった 。

また 、 すぐに知恵熱で体調を崩しやすくなった 。

そのため基本的に学校の休み時間は図書室で過ごすようになった 。 図書室は教室から比較的離れていたので気を休めるには丁度良かった 。
別に読書が好きという訳では無いが 、 本を読んでいるうちに集中することで周りのことを気にしなくて済むのも図書室を選んだ要因である 。

図書室が空いてない日は教室で読書 。

お陰様でクラスで孤立したのだが 。
それはまぁ仕方なかった 。

家では祖父が剣道の師範やってたのでそれで気を紛らわせていた 。 別に楽しくてやっていた訳では無い 。

小3、4年になってからは家でゲームにのめり込むようになった 。 剣道はやらなくなったが 、 部屋からたまに引きずり出されてやった 。 じぃちゃんきついよ...

その頃には慣れて吐いたり熱は出さなかったが 、 習慣となり図書室には通いつめていた 。

そんな中でも、私に話しかける子がいた 。 私の近所に住んでる子で 、 幼馴染と言えるであろう子 。
勉強は苦手なようだが 、ふわふわとした雰囲気の可愛らしい子である 。

彼女がよく宿題を見せてと頼んできたりした 。
私は最初渋い顔をしたのだがどうしてもと懇願されたので渋々了承した 。

それが何度か続き 、 私たちは親友と言えるような仲になったと思う 。

お互いゲームが趣味なのもあり 、 会話が弾む弾む...やがて元々少なかった周りとの関わりがさらに減った 。 ぼっち街道まっしぐらである 。

その子とクラスが別になった暁には 、 休み時間は孤立していた 。 南無三 。


小6の夏 。 親の転勤で遠く離れた三門の地にに行くことになった 。

幼馴染とはばっちり連絡先交換してたので 、 何時でもゲームできる 。 無問題 。

北海道民であった私には 、 色々と新鮮だった 。

まず冬に雪が積もらない 。 寒くない !!!!! めっちゃ喜んだ 。

道民だからって寒さに強いわけじゃないんだよ 、 なんなら冬は暖房で暖かくなった家に引き篭ってたから弱い方である 。

真冬の体育と稽古は地獄でした 。

中学校では何とか孤立しないようにはした 、、、、 筈なんだけど友達と言えるような人間はできず 、 まぁ当たり前と言えば当たり前だ 。 大抵は小学校からの繰り上がりできてるのでグループが既にできてる 。 知ってたけど悲しいじゃん 、 ということで図書室に入り浸ることになりました 。 南無三

そんな少しおかしな日常は簡単に崩れるもので 、 ある日買い物にデパートに来ていたら突然空に現れた穴 。

空に穴というのもおかしな話だが 、 実際 バチッ と音が鳴った後大量の穴が空に空いた 。

その異様な光景に頭の中に警報が鳴り響く 。 これは危険だ 、 と主張する 。

反射的に母の手を引きその場から走り出す 。

母は戸惑いながらも着いてきた 。周りの客は 、 突然走り出した私に何をしてるんだと怪訝な目を向ける 。

その数秒後穴からなにか怪物らしいものが出てきた 。

それに気づいてから他の客達は一目散に走り出す 。 大勢が一斉に出入口に走り出すものだから 、 自分を優先する人達の押し合いになっていた 。

先に走り出しておいてよかったと思いつつ 、 こういう時に人間の本性って出るんだなと呆れ半分さっさと出口から出てひたすら走る 。

どこに意識を向けても怪物は出てるし穴は空いてる 。

怪物が出ているところをなるべく避けて 、 走る走る 。 母は街の惨状を見て 、 恐怖に顔を顰めながら私に手を引かれて走る 。 

どんどんと崩れていく街 、 街は阿鼻叫喚となった 。

デパートはまちの中心部から比較的離れている方にあったので 、 幸い避難所に逃げることは出来た 。

最も 、 避難所の近くに先程の穴が開けば意味などないのだが 。

兎に角電波が繋がるかは不安だが父と姉に連絡しよう 。 そう思い携帯を取り出し 、 姉に掛ける 。

自宅はあのデパートから遠く 、 この避難所はもっと遠い 。

『 prrr...prrr... 』

他の人も居て騒々しいのにやけに電話を掛ける音が響いた気がした 。

『 prrr...prrr...prrr... お掛けになった電話番号は 〜〜 』

無機質な機械音声が耳元に響いた 。 居なくなったとは限らないのに 、 ただ電話が取れるような状況じゃないだけかもしれないはずなのに 、 何故かそれを聞くだけで 、
あぁ 、 もう居ないのか ... と自然にそう思ってしまった 。

それから暫くは馬鹿みたいに毎日泣いて泣き疲れて泥のように眠って 、 泣きすぎて体調崩してのサイクルで生きてた 。

これが後に第1次大規模侵攻と呼ばれ 、 私が界境防衛機関ボーダーに入る理由となった事件である 。
あとがき

あっは不穏ーーーーーー 、 こんなにする予定じゃなかったです( 目逸らし )

ギャグ、シリアス、恋愛が7:2:1にしようと思ってたんだがなーーー()
なんなら恋愛なしでもいいよ((

因みに幼馴染は北海道出身でわかるように国近ちゃんです 。
恋愛やるなら国近とになりそう((
主は百合が好きなんです((

ちなみにこれは本来ならばプロローグになるはずだった 。 なんか過去話になったのでこうなった( 白目 )

サイドエフェクト活かせてねーーー()

今回夢主一言も喋ってねーな ((

夢主の姉と父親にはお亡くなりにいただきました 、 これからの夢主ちゃんの人格を構成するにあたる尊い犠牲です((((

これから母親は女手一つで夢主がボーダーに入るまで三門で育てるか 、 夢主を連れて北海道の実家に帰るか 、 おっとさんとねーちゃんが死んだことによるメンタルぐらぐらの病み病みの3択があります 。 がんばれおっかさん

ちなみに作者は1番最初で書こうかなと思ってます 。 それ以外だとそれなりにエピソードがあってなかなかボーダーに入らないんだよ...

多分おっかさんはボーダー入隊の交渉いがいではもう出ないと思う 。 今回は空気でした 。

国近はテレビ見てたらニュースで幼馴染ちゃんが住んでる三門でなんかヤバヤバな進行があったと聞き 、 即連絡したが暫く泣いて寝てのサイクルで夢主はスマホ見てなかったので既読つかず国近はめっちゃ心配した 。

夢主ちゃんは久々にスマホ見たら愛しの国近ちゃんと言う幼馴染からめっちゃ心配のメールが来てて即電話した 。そんで国近セラピー浴びる 。 メンタルぐらぐらから復活 。 これが国近パワー( ※ そんな力はありません )( ※ 作者が国近推しなだけです )( ※ 夢主は唯一の友達であり親友の国近大好き( 友愛 )なだけです 。 )

第1次大規模侵攻はサクッと終わさせたかったのになんか重い感じになってしまったやばい 。

ボーダーに夢主をなんとしてでも国近が入る前に入れたかった 、 なんなら18歳組で一番最初に入れたかったのでそれ相応の理由ないとな...とこうなった 。

最後に一言18歳組がッッッ!!!スキダーーーーーーーー!!!!!!!!!!

毎度毎度文脈のない 、 クソ長めなあとがき読んで下さりありがとうございましたー 。 次も見ておくれよ!()

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