中也の家に着き、部屋で福沢さんと乱歩さんが持ってくる荷物を待つ間に、夏休みの課題を進める事にした。
乱歩さんに聴いた結果、私が伝えた物があまりにも少ないうえ、化粧水や乳液等も無かった為、良さそうな物を買い入れたりしたそうだ。其れにしても多いだろうと反論すると、私の愛用している抱き枕を入れたそうで、潰さない様にしたらこのサイズになった。と返ってきた。しれっと恥ずかしい事を晒された。
良く分からない儘、お風呂に入って、夕食を食べて、中也の隣で一緒に寝た。勿論、抱き枕は私の腕の中!(*´˘`*)
目が覚めるとまだ暗くて、視界が良くなってからスマホを手にして、電源を入れる。まだ早朝の四時だ。中也を起こさない様に静かに布団から出て、スーツケースを漁る。実は乱歩さんから、自分用のタブレットを預かっていた。スマホでも絵は描けるけど、タブレットの方が描きやすいでしょ?との事。家に帰ったら乱歩さんに駄菓子をいっぱい買ってあげないと。
寝言で随分恥ずかしい事を…!まぁ良いや。
無心で絵を描いてふと窓の外を見ると、空が輝き出していた。時刻は六時。徐々中也と紅葉さんも起きる頃だろうし、タブレットをしまうか。
抱き枕をもちもちしてスマホを触っていると、中也が起きた。
中也が布団に肘を着いて此方を見て…笑いながらおはよって!うう〜…格好良い…中也って女の子なのに格好良いの羨ましい(/// ^///)
紅葉さんが様子を見に来て、ボケっとしている私達に顔を洗いに行けと云って朝ご飯を作りに行ってしまった。
顔を洗って歯を磨いて居ると、良い香りが漂って来る。
食卓に行くともうご飯が出来ていて、お味噌汁とお魚、おひたしにお漬物、お米が並んでいた。
いただきます!













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!