そう、ゾムの後ろにいたのは保健室の先生こと
しんぺい神……先生だ。
ため息をつき、ペ神をもう一度見る。
私は玄関から歩き、二人を置いて道路へ出る。
一度止まり、振り向く。
そう言って有無を言わさず先に行く。
・・・
私はある公園へ入る。
沈黙が続く中、ゾムが気まずそうに口を開く。
よく分からなそうだったが、この場を察し
これ以上ゾムは聞こうとはしなかった。
チッ……本当に面倒くさい。
私はゾムの腕を掴む。
そのまま私はゾムを連れて公園を出た。
暫く歩いて、ゾムが立ち止まり此方を心配そうに
見つめながら聞いてくる。
はぁ…顔に出てたか。ヤバいな、ペ神に会ってから
余裕が全然ない。落ち着け……落ち着くんだ。
別の事を考えろ…………。
一度目を瞑ってからゆっくりと深呼吸して再び目を開ける。
ゾムは、ぱっと明るい安堵の笑顔を見せた。
そして私とゾムは何事もなかったかの様に帰った。
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~数日後 生徒会室~
二人は自分の机に突っ伏しやる気を無くしている。
という圧の為、二人は溜まりに溜まった
書類をやっている訳だ。
まぁちょっとは私も手伝ってるけどね☆
マジで優子じゃんワイ。
あ、忘れてた。書類やらされてんのグルッペンもだったわ。
この常習犯共は今回は、免れたらしい。
いつもちゃんとやって欲しいんやけどねっ☆
カキカキ… カタカタカタッ
気を使ってくれたのかショッピは呆れ気味で
チーノは心配そうに話し掛ける。
私は沙奈と鬱を指し示し、二人に言う。
ショッピとチーノは、笑顔(?)でシバきに行った。
うんうん、私のストレスはあの二人に任そう。
きっとおもろい事してくれるだろっ!←
そしてその後、沙奈と鬱(+グルッペン)の断末魔と
トントンの怒声が学校に響き渡ったとか渡ってないとか……
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。