ショッピが私を連れ出した場所は……中庭だった。
私をベンチに座らせ、ショッピは何処かへ行った。
へ?あのぉ………これはもしかしなくても
あるあるですかぁ??え?
めっちゃ自然に来たけど。(???)
てか、あるあるの事暫く忘れてたなんて
口が爆発しても言えない((
サァ─────────────────
木々が揺れ、少し涼しい風が吹く。
あぁー………眠いなぁ。
ヒタッ
首に当たったと思ったら目の前に
ペットボトルが差し出された。
私は素直に受け取る。
そしてショッピは当たり前のように近距離で隣に座る。
サァ──────────
ワイはどうすれば良いんじゃあ。
と、ショッピの方を向くと彼は
自分の膝に手をぽんぽんしていた。
おっと、嫌な予感が………。
そんな会話……とは言えないが
これが繰り返し無限ループとなった。
そして……………。
お?諦めたか?
ガシッ
ぽすっ
私は頭をわし掴みにされ、ショッピの膝へ
強制的に乗せられる。
ぽんと私の頭の上に手を乗せ、ゆっくりと撫で始める。
んー……………こりゃ、どうにも出来んな。
私は目だけを動かしてショッピの顔を見ると
丁度ショッピは何処かを見ていて、顔は見えなかった。
だけど、それでもハッキリと見えたのは
真っ赤の林檎みたいになっていた耳だった。
ふっ…………ww最近、此奴には心配掛けすぎたな…w
私は目を閉じた。
疲れていたのか意識はすぐに手放せた。
ショッピside
やっと寝た……。
サラ────────
俺は彼女の髪を一束掬う。
俺はちょっと前から彼女を心配していた。
それは数日前からだ。
俺が偶々、朝早くに登校した日。
折角だから溜まった書類を片付けようと
生徒会室に行った時………。
あなたさん、彼女がいたのだ。
あなたさんは大量の書類を朝早くからやっていたのだ。
単純に偉いと思った。その時はそれしか思わなかった。
そしてそれはあの日だけではなかった。
彼女は毎日早朝から来て書類をこなしていた。
ある朝、さり気なく聞いてみた。
何故、朝早くからやるのか。
心配だったのだ。
あなたさんは充分やってるっすよ。
そう言えたら、素直にできたら………
どれだけ良かったのだろうか。
そもそもその選択は合ってるのか。
その時の俺は何も言葉にする事は出来んかった。
結局俺は、今日の今日まで何もあなたさんに何も出来んかった。そしてあなたさんに負担を与え続けてしまった始末。
だからこんな無理やりなやり方になった。
はっ……wwwかっこ悪いなww
サァ───────────────────
サラ──────────
彼女の綺麗な前髪をよけ、おでこを出す。
チュッ
俺はそこにキスを落とした。
あなたさん……俺、頑張りますから覚悟してて下さいね。








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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。